【鼓童たゆたう】違いを楽しみ、ともに創る「いのち」が輝く公演に #1
【鼓童コラム】佐渡を拠点に世界で活動する太鼓芸能集団 鼓童。大阪・関西万博で共演したクラゲバンドと鼓童が、10月りゅーとぴあに再集結します!タイトルは「たゆたう」。演出を務める前田順康が、公演に込めた思いをつづります。
みなさんこんにちは
太鼓芸能集団鼓童の前田順康(まえだまさやす)です
10月、りゅーとぴあにて、鼓童×KURAGE Band 特別公演「たゆたう」を開催することとなりました
大阪・関西万博のパビリオンのひとつ、『クラゲ館』から生まれたクラゲバンド
今回ご一緒する「クラゲバンド」は、2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」から生まれた”多文化協奏バンド”です。
ジャズピアニスト・数学研究者の中島さち子さんが率い、世界各国の民族楽器や音楽、身体性が即興的に響き合うパフォーマンスやワークショップを行っています。
「クラゲ館」は、”いのちを高める”というテーマを掲げ、科学、アート、音楽、数学が交錯する共創・協奏の場として、360度映像音響体験「わたしを祝う」など、音、音楽を通し、世界が拡張される・社会と接続する体験が生み出されました。
これまで、音楽の範囲を、演奏する/聴取するという範囲から拡げ、ステージや客席といった領域を飛び出してみたいと思ってきました。
「たゆたう」では、クラゲバンドのみなさんと一緒になり、音楽を通して、劇場と日常、わたしとあなたがつながる、そんなアプローチをとってみます。
そのクラゲバンドと、鼓童とが、新潟で再共演いたします
はじめに
今回こちら『025』にて、公演に向けた取り組みや、制作の過程などを、数回にわたってご紹介していきます
鼓童、クラゲバンド、お互いの楽曲に参加しあいながら展開する今回の公演
お馴染みの楽曲にも、また新たなアレンジを施してお届けします
「たゆたう」のために書き下ろした新曲や、即興の要素/シーンも盛り込んだ、この日限りの特別なプログラム
「たゆたう」というタイトルにした理由
「たゆたう」というタイトルは、クラゲ、そして海の中の世界から着想を得ています
クラゲ、そして彼らと共存する海の生き物たちは、それぞれのフォームで、そのいのちや、生き方を輝かせています
「たゆたう」を作るなかで、演奏をするなかで、
月の引力に任せて海洋を旅するクラゲや、
地球の裏側と交信をするクジラ、
海中を羽ばたくペンギン、
そんな海の生き物の生き方に、思いを馳せてみたいです
軽やかに、それぞれのフォームで、みんなでゆらゆらと、音の海を泳いでみませんか?
太鼓芸能集団 鼓童.
新潟県佐渡市を拠点とし活動を世界へ広げる。
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。
1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来世界50以上の国と地域で7,000回を超える公演を行う。
劇場公演の他、世界の主要な国際芸術祭等へ多数参加し、近年では、初音ミク、MIYAVIらとの共演、オンラインゲーム「原神」の音楽に参加するなど活動の幅を広げている。2023年、令和5年度文化庁長官表彰。