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記憶を後世に「少年通信兵」の銘板 五泉市・村松公園の慰霊碑に新たに設置 戦後80年を機に 《新潟》

新潟県内ニュース

2025.04.16

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前線の兵士に作戦を伝える「通信兵」。その養成学校が旧村松町にありました。10代で犠牲になったいわゆる「少年通信兵」の名前が記された「銘板」が新たに設置されました。

五泉市の村松公園。ここにある慰霊碑に新たに設置されたのは、陸軍少年通信兵学校を卒業した少年通信兵の名前を記した「銘板」です。

〈「戦没陸軍少年通信兵慰霊碑を守る会」 浅田光雄会長〉
「なんとか1人でも多くの人にわかっていただいて、広めて、伝えていけたらなと思っています」

少年通信兵学校は1942年、現在の東京・東村山市に開校し1年後、人員を増やすため五泉市・旧村松町に校舎が増設されました。

「通信兵」の役割は前線の兵士に作戦を伝えること。14歳から18歳の少年たちが厳しい訓練を受けました。

その後、10代で戦地に赴き、命を落とした少年通信兵。戦後80年が経つのを機に地元の有志が中心となり犠牲となった812人の名前を記した「銘板」を設置しました。

〈「戦没陸軍少年通信兵慰霊碑を守る会」 浅田光雄会長〉
「少年通信兵がたどった悲惨なこと、戦争はやっちゃいけないことを後世に伝えていかなきゃいけないわけです」

戦後80年。少年通信兵の銘板は戦争の悲惨さを後世へと伝えていきます。

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