戦後80年となることしの“長岡花火”。チケット販売についてことしは、高額転売対策として“記名式”を導入するということです。
「長岡まつり大花火大会」を運営する長岡花火財団によると、ことしはカレンダーの並びから8月2日、3日の土日開催となるため、多くの入場者が見込まれるとしています。
花火「ナイアガラ」は長生橋の改修工事継続のためことしも実施されませんが打ち上げ規模は去年と同じで、会場内では各日約17万人分の観覧席が準備されます。
そうしたことから、ことしは観覧チケットの高額転売対策として、購入者の氏名をチケットに印字し、ウェブ上のオークションサイトやフリーマーケット市場での販売抑制を図る考えです。
また長岡市民向けの先行販売では、去年の先行販売で抽選となった席の倍率をパンフレットに掲載し、記載された倍率を参考に第2希望を記して申し込めるということです。
公式再販売についても手続きを簡略化し利便性を図るほか、公式駐車場を事前予約制(抽選)にするということです。
花火大会のチケットは販売価格は去年と同じで、全席有料観覧席となります。協賛スポンサー向けなど一部をのぞき、全席を市民先行販売とし、残数やキャンセルが出た場合に、一般販売が行われます。
市民先行販売は4月10日から、一般販売は5月26日から開始されます。