新潟市中央区に住む40代男性が、SNS型投資詐欺で現金合わせて124万円をだましとられる被害がありました。
警察によりますと男性はことし1月15日、株式投資に関するSNSの投稿を見て興味を持ち、投稿に貼付されていたリンクをタップしたところ、投稿した相手とは別のSNSでやりとりが始まり、株式投資の情報交換を行うグループトークに招待されたといいます。
男性は、相手に勧められた投資用アプリケーションを取得し、実在の証券口座開設に必要といわれ個人情報や運転免許証の写真を送信しました。
投資用資金として男性がことし2月に20万円を指定された口座に振り込んだ後、アプリの画面では利益が出ているかのように表示されていたことから、男性はその後、さらに3回にわたって合計104万円を指定された口座に振り込みだましとられていました。
男性が運用益を出金しようとしたところ、相手に「30回以上取引しなければ出金できない」などと言われ、グループトークから退会させられ連絡がとれなくなったことで詐欺被害に気付き、その後、警察へ被害を届け出ました。
警察は14日、被害届を受理し、SNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。