「課題をあげたらきりがない…」それでも“Re:ALBIREX”誓う!!アルビレックス野澤洋輔・新社長に密着
再確認、再挑戦、再出発・・クラブの立て直しを任された元守護神、野澤洋輔・新社長に密着!!
サッカー・アルビレックス新潟の新社長に野澤洋輔さんが就任します。
再確認、再挑戦、再出発・・
クラブの立て直しを任された元守護神が再起を誓います。
【野澤洋輔・新社長】
「今シーズンのスローガン・・“Re:ALBIREX”」
「再び」や「元に」などを意味する「Re:」。
こう掲げたのは野澤洋輔・次期社長。
【野澤洋輔・新社長】
「“Re:”というものは過去を否定するものではありません。積み重ねてきたもの、それを力に変えて前に進むという意味です。“Re:ALBIREX”きょうからもう一度始めます。よろしくお願いいたします」
「Re:」というワードに込められた思いとは・・
【野澤洋輔・新社長】
「あけましておめでとうございます!よろしくお願いします。相変わらず寒いですね。新潟らしくていいですね」
本格的にチームが始動するこの日。
野澤さんの姿は新潟市内にありました。
【野澤洋輔・新社長】
「正月はだいたい実家に帰るんですけど、静岡に行って英気を養って新潟に戻ってきました」
2月に迫った社長就任・・
かつてはチームの守護神として活躍しましたが新たに任されたのはクラブの立て直しでした。
静岡県出身。
2000年にアルビレックス新潟に加わったゴールキーパーは実力に加え、持ち前の明るさでサポーターからも人気を博します。
現役引退後のセカンドキャリアも新潟でスタートします。
【野澤洋輔さん(当時)】
「できれば増額でご契約していただきたい」
経営面でクラブを支える営業部門に。
2023年にはJ1に復帰。
観客動員、スポンサー収入などが安定し経営規模は大きくなっていきました。
しかし、去年
シーズン途中に監督を交代しながらも勝てない試合が続きます。
時には選手とサポーターがぶつかることも・・
結局、チームは最下位でJ2に降格・・。
【中野幸夫・現社長】
「本当にみなさまに心からお詫び申し上げたい。申し訳ございませんでした」
急務となったクラブの立て直し。
白羽の矢が立ったのが、野澤さんでした。
【野澤洋輔・新社長】
「やはりアルビレックスの立ち位置はJ2ではないと、J1にいるべきだと思っていますので」
クラブ史上初めて、元選手が社長に就任することになったのです。
【野澤洋輔・新社長】
「J1にいるために 僕の力を注ぎたい」
Jリーグが「秋春制」に移行する今シーズン。
スポンサーとの契約条件も変わってきます。
【野澤洋輔・新社長】
「いい契約がまとまって、最終こんな感じでいけますかという確認をしてきました。きりがないですけどね。課題なんて、あげていたら」
J1からJ2へ・・
集客、経営、発信。
カテゴリーが下がることでこれまでの課題がさらに重くのしかかってくることになります。
【野澤洋輔・新社長】
「J2になって、減収が見込まれる中で、そのまま推移するようでは(強化費も)出せるものも出せなくなってくる。フロント、スタッフみんなで本当に頑張っていかないとという危機感はある」
社長就任まで1か月・・
年明け早々。新体制発表の日を迎えました。
【野澤洋輔・新社長】
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
【ステージMC】
「ゆっくりできた?ばたばた?」
【野澤洋輔・新社長】
「ことし全然だめ・・休めない」
【ステージMC】
「また家族に怒られる?」
【野澤洋輔・新社長】
「そうそう・・」
【ステージMC】
「お子さん泣いちゃったらしいですから・・またパパがいない・・また帰ってこない・・」
【野澤洋輔・新社長】
「慣れっこです」
ことし最初の大きなイベントとあって準備に余念がありません。
【野澤洋輔・新社長】
「えー本日は・・明治安田百年構想リーグ、アルビレックス新潟新体制発表会にご来場いただき誠にありがとうございます・・こんな感じ?」
新加入の選手たちも集まり、並び順や想定される質問などを確認します。
ゴールキーパーのバウマン選手
初めての新潟生活・・
かつての自分と同じポジションでもあることから気にかけていました。
【野澤洋輔・新社長】
「バットマンって呼んでくださいって、あれは何?ジョークで言ってんのかな?」
【通訳】
「バウマンって言いづらいからじゃないですか」
【野澤洋輔・新社長】
「バットマンよりバウマンの方が言いやすいよ、日本人は・・」
守備陣の強化を編成の中心に据えた今シーズン。
新加入選手7人がアピールポイントや意気込みを話します。
【新加入 佐藤海宏選手】
「連戦の中でも全部フルで出たので、全部みてもらえばいいなと思います」
【野澤洋輔・新社長】
「ちょっと笑顔が欲しいから明るくいっていいんだよ」
高卒ルーキーの松岡選手も思わず苦笑いです。
2月開幕する百年構想リーグは伝統の「オレンジ」ではなく、「深紅」のユニフォームで戦います。
現役時代、オレンジのユニフォームをまとった船越優蔵監督
【船越優蔵監督】
「赤やな」
【野澤洋輔・新社長】
「新潟の花、ユキツバキ・・」
【船越優蔵監督】
「そうなん?オレンジちゃうやん」
【野澤洋輔・新社長】
「わからないくらいみんな似合ってる。監督も気づかなかったって」
会見を終えると、このあとはサポーターを集めた激励会が始まります。
【野澤洋輔・新社長】
「クラブ1発目のイベントなので、笑顔でサポーターの皆さんをお迎えしましょう」
ステージには31人の選手が登壇。
グループに分かれてトークショーも行われました。
一方・・にぎやかなステージの裏側では。
【野澤洋輔・新社長】
「グリーティングつきチケットということし初の取り組み・・」
Q誰の発案?
【野澤洋輔・新社長】
「(右手を挙げて)・・はい」
サポーターとの距離をより縮めようと初めての取り組みとして選手とのふれあいができる特別チケットも用意しました。
【舞行龍ジェームズ選手】
「何年生?」
【サポーター】
「年長さん」
【舞行龍ジェームズ選手】
「年長さん?大きいね!」
ここでは次期社長、自らカメラマンです。
【サポーター】
「舞行龍選手に、サインもらったのがうれしかった」
「スタジアムでみるよりもかっこよかった」
「みんなでスタジアム行きます」
今シーズンのスローガン、“Re:ALBIREX”。
あらためて、そこに込めた思いを聞いてみました。
【野澤洋輔・新社長】
「中野現社長が毎回出すんだけど、監督がしゃべると越えてっちゃうから・・“てっぺん”、“新潟史上最高”とか・・。クラブとは何か、アルビレックスってどんなチームだっけ?大切にしているものは何だっけ?というのを考えながら、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいと思って作りました」
【野澤洋輔・新社長】
「ありがとうございます。また今シーズンもよろしくお願いします。」
「2月からなんですけど、社長に・・お初にお渡しします」
J2に降格しても変わらずクラブを支えてくれるスポンサーがいます。
変わらず、エールを送ってくれるサポーターがいます。
クラブの立て直しへ・・
【野澤洋輔・新社長】
「期待を裏切らない。みんなに笑顔になってもらいたいと心から思っているので、そのために全力を尽くしたい。勝負の年だと思うのでビッグイヤーにしたい。“Re:ALBIREX”です」
クラブ、選手、サポーターがひとつになって。
再出発の1年が始まります。