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キャンパーとしての想いを胸に、新潟から世界へと価値を届ける

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2021.11.24

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【株式会社スノーピーク】自らを「キャンプのおじさん」と呼ぶスノーピーク 代表取締役会長の山井 太 (やまい とおる)さん、61歳。長年自らキャンプ人生を歩んできたからこそ、届けられる想いとは。

幅広いファンに支持されている人気ブランド、スノーピーク

スノーピーク
新潟県三条市に本社を構えるアウトドアメーカー、スノーピーク。アウトドア初心者から、ベテランのキャンパーまで、幅広いファンに支持されている人気ブランドです。

この人気の秘密について、アウトドア業界のカリスマ的リーダーであり、またキャンプの達人でもある山井 太代表取締役会長にお話を伺ってきました。
スノーピーク
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スノーピーク本社に入ると、まず驚く点は社内にいくつものテントが張られていることです。さらに、外に目をやると、15万坪のキャンプ場 (東京ドーム10個分!!) が併設されており、四季を通じて多くの人が訪れ、キャンプを満喫しています。

この斬新なオフィスを手掛がけたのは、10年前、当時社長だった山井さんでした。キャンピングオフィスと呼ばれるこのスタイルは、社内を活性化させ、クリエイティブな仕事をすることで日本企業を復活させる狙いがありました。
スノーピーク
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さらに、会長室からは社内はもちろん、野外キャンプ場も見える構造になっています。この意図は、2つの景色を眺めることにありました。スノーピークという会社は、キャンパーの皆さんを幸せにする会社だということがわかるよう、環境をデザインしていると山井さんは語ります。

そして、社員も同じように大切な存在であり、同様に働いている姿が見えるよう、今の形になったそうです。自分たちの仕事が誰を幸せにしているのか、ビジュアルで見えることはモチベーションに直結するとの想いがあります。

22年前から未来を見据えていた、社内報

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これは今から22年前の社内報。山井さん自らが執筆した原稿のタイトルは「未来からのメール」。そこには、キャンプ場に併設された本社が、訪れた人々の間で話題になるよう想いが記されていました。

そして今まさに、思い描いた未来がここにありました。キャンパーたちを幸せにするという信念は過去、現在、そしてこれからの未来に向けてこの地で息づいていくのです。四半世紀近く前から現在の姿を思い描き、実現させてきた山井さん。

スノーピーク設立当時の商品が並ぶ、スノーピークMUSEUM

スノーピーク
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当時の強い想いは働く場だけでなく、一つ一つの商品作りにも色濃く反映されてきました。この想いを感じ取れる場が、本社内にある「Snow Peak MUSEUM」です。

そこには山井さんが過去に手掛けたアイテムがいくつも展示してあります。ここに保管されている商品は、全てユーザーの皆さんが寄贈してくださったものだそうです。これら商品に共通している点は、不自由なキャンプの概念を覆し、快適性を高めてきたことです。

現在の商品では、さらに快適性が増し、より洗練されたデザインになっていますが、アイテムの世界感全体をデザインするという部分は、当時の理念と全く変わりありません。

創業者であり、登山家でもあった父の存在

スノーピーク
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会社を創業した父、山井幸雄さんは険しい山々を自ら登る登山家でもありました。険しい山々を登ることは人の生死に関わるため、商品開発時には入念な品質テストを何度も行い、丈夫で安全な物を提供できるよう努めてきました。そのDNAが現会長である山井さんにも受け継がれているのです。

その象徴とも言えるスノーピークの商品が、テント用のペグ、ソリッドステークです。地元、燕三条の金属加工技術が原点で、アスファルトをも貫通するという丈夫さがキャンパー達に支持され、現在でもロングセラーの一つとなっています。
さらに、全ての商品に永久保証を付けている点もスノーピークのこだわりです。これは頑丈な商品を提供できるよう品質テストを重ね、クオリティに絶対の自信があるからこそできることでもあります。
スノーピーク
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自らを「キャンプのおじさん」と呼ぶ山井さん。長年キャンプ人生を歩んできたからこそ、キャンパーたちの想いをくみ取り、すぐに実行に移せるという自負があります。その感覚から生まれた商品が、こちらの「焚火台」です。

1980年代、空前のオートキャンプブームが起こった結果、キャンプ場の焚火により芝生が燃え地面が焦げ付いてしまい、キャンプ場が焚火を禁止するようになりました。焚火はキャンパーの大きな楽しみの一つであり、この楽しみを取り戻すため、安全に火を起こせるよう設計、開発した商品がこの焚火台でした。

スノーピークが掲げるテーマとは

スノーピーク
スノーピークが掲げるテーマのひとつが「野遊び」です。山井さんは、自身が野遊びを楽しんでいるからこそ生まれる、新たなアイデアがあると言います。そこには人間性を回復することで、自然と人を繋ぐという未来への強い想いが含まれており、これはスノーピークにしかできない使命でもあると考えています。

この使命を通じ、スノーピークという会社が地球にあってよかったと思ってもらえるような会社にしたい、と山井さんは考えています。
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山井さんは父から事業と志を引き継ぎ、数々のアイテムを手がけ、斬新な経営スタイルを貫いてきました。その原点はキャンパーたちの笑顔を想う心、そして自らがキャンパーであるという、いたってシンプルな考えでした。まだまだ野遊びを続けます、そう笑顔で語る山井さん。

「すっごく景色が良い美しい所で、キャンプをしながらでっかい美しいマスを釣りたいっていうのがいつもの夢ですね。世界中キャンプして旅したいですね。」

先代から哲学を引き継ぎ、新潟から世界へと野遊びの価値を伝えているスノーピーク。これからの活動にも目が離せません。

取材先の情報

■ 取材先の名前
株式会社スノーピーク

■ 住所
〒955-0147
新潟県三条市中野原456

■電話番号
ストア 0256-41-2500
キャンプ場 0256-41-2222
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