「カワセミの旅」と「長陵」、味の違いは?
まずは「カワセミの旅」から。
今まで何回か甘い日本酒をご紹介していたのですが、系統が全く異なります。
白桃を搾ったかのような瑞々しい甘口のお酒。
新潟ではあまり出会わないタイプの甘口です。
香りは桃のようなスミレのような、瑞々しくも糖度高めの香り。
冷やして5℃前後から徐々に温めると、香りが華やかに広がっていきます。
「カワセミの旅」だけでも十分デザートになりそうです。
「長陵」は本醸造をいただきます。
こちらも甘いお酒。
初めに甘みと旨みを感じて、後味の方に穏やかな酸味を感じて、余韻は華やかに広がります。
香りは炊き立ての新米の香り。
吟醸香とは異なる香ばしくも爽やかさを感じます。
この本醸造もいいお味。
せっかくなので、ペアリング♪
思えば「チョコレート」の要素って、
甘かったり、ほろ苦かったり、一言で言えそうで言えないかも。
なので「チョコレートのどの要素に合うのか」ペアリングしてみました♪
ペアリングに選んだのはこの食材
1) チョコレート (甘いもの&苦いもの)
2) とちおとめ
3) パンナコッタ(牛乳の裏ごしプリンみたいなもの)
4) きんつば
5) ひとくち羊羹
皆さま、言霊って信じますか?
私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」
と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。
新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。