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2026.07.17
「第三舞台」が解散から15年の沈黙を破り、鴻上尚史新作書き下ろしで第三舞台のメンバー、大高洋夫(長岡市出身)、小須田康人、長野里美、山下裕子、筒井真理子(映像出演)が再結集します。さらに、鴻上が信頼を寄せる中山優馬、飯窪春菜、小松準弥、安西慎太郎、渡辺芳博ら若手俳優たちが加わることで、”今の時代を生きる人々”に向けた力強いメッセージが紡ぎ出されるはずです。是非ご期待ください。
第三舞台
1981年に早稲田大学演劇研究会を母体として、作家・演出家の鴻上尚史を中心に旗揚げ。結成4年の1985年に『朝日のような夕日をつれて'85』で紀伊国屋ホールに進出し、『朝日のような夕日をつれて'87』で紀伊国屋演劇賞団体賞を受賞。5年目には観客動員2万人を突破し、”最もチケットの取りにくい劇団”と呼ばれるようになりました。まさに1980年代の「小劇場ブーム」を最前線でけん引した、伝説的な人気を誇る劇団です。そして、1991年『朝日のような夕日をつれて'91』では、チケット発売日の10日前から紀伊国屋書店の前に徹夜でチケットを求める人の列ができ、発売日前日には徹夜の列が300人近くまで膨れあがり、演劇の枠を超えて社会現象になりました。しかし、2001年『ファントム・ペイン』の公演を最後に”10年間の封印期間”に入り、2011年封印解除&海さん公演『深呼吸する惑星』にて解散となりました。その「第三舞台」が解散から15年の沈黙を破り、鴻上尚史新作書き下ろしで再結集します。しかし、よくある復活公演ではありません。2026年版の「第三舞台」、ユニット名は「第三舞台2026」です。
作・演出 鴻上尚史
「第三舞台」を旗揚げして45年、解散を決めて15年がたちました。みんな、どうしているかなあと思いました。若手の俳優だけで上演した『朝日のような夕日をつれて2024』を、大高も小須田も見に来てくれました。「面白かった」と笑顔で語る表情を見ながら、「また、『第三舞台』のメンバーとやりたいなあ」という思いが沸き上がってきました。復活公演ではありません。『第三舞台』のうち、2026年に集まれるメンバーで上演するので、『第三舞台』ではなく『第三舞台2026』というユニット名にしました。2026年版の『第三舞台』ということです。僕自身、22歳で『第三舞台』を旗揚げして、その時その時にぶつかり、抱え込み、取っ組み合った人生の課題をテーマに芝居にしてきました。お客さんも共に年月を経てきたという実感があります。20代の課題を芝居にしてきたのだから、60代の課題もまた、芝居にしたいと思いました。あの当時の世界と向き合ってきたように、今の世界と向き合い、作品にしたいと思いました。共に時間を過ごしたメンバー達と。同窓会にするつもりはまったくありません。今を描く作品のために、信頼できる若手の俳優にも何人か出演をお願いしました。このメンバーで、『第三舞台2026』を上演します。よろしければ、劇場でお会いしましょう。