【夢のプロ野球へ】<運命のドラフト会議>オイシックスから育成枠を含め3人指名 それぞれの思い 《新潟》
オイシックス新潟アルビレックスBCを10倍たのしむ!
2025.11.05
10月23日に開かれたプロ野球ドラフト会議。オイシックスからはエースの能登嵩都投手が阪神タイガースから5位で指名されるなど3人が指名されました。憧れのプロ野球1軍へ!それぞれの思いに迫ります!!
オイシックスから3人指名 運命のドラフト会議
能登投手をはじめオイシックスからは育成枠を含め3人が指名を受けました。
プロ野球1軍でのプレーを夢見て新潟で切磋琢磨した日々。それぞれの思いに迫ります。
ドラフト会議のパブリックビューイングが行われたメディアシップ。
まず会場に着いたのは能登嵩都投手と知念大成選手でした。
〈能登嵩都投手〉
「チャンスが多少なりともあって、この場所にいるので楽しみです」
いつものユニフォームとは違うスーツ姿で運命の日に臨みます。
〈知念大成選手〉
「こうじゃないの。下なんだ。逆だよ。左だからか。そういうこと。左だからか」
ネクタイの結び方に苦戦する知念選手。
PV会場には約100人が…指名の瞬間、能登投手は?
そのころパブリックビューイング会場には約100人のファンが集まり、指名を待ちます。
オイシックスの選手として最初に呼ばれたのは…エースの能登投手。
阪神タイガースから5位で指名を受けます。
能登投手は緩急を活かし、空振りも取れる本格派の右腕。
ことしは最多勝や最多奪三振など主要タイトルを獲得しました。
〈能登嵩都投手〉
「甲子園にも思い入れがありますし、こういうご縁にめぐり合えたのはとてもありがたいことなので、チームの勝ちに貢献できるようなピッチャーになれれば」
能登投手は高校3年の夏、地元・北海道代表として甲子園の大舞台に立ちましたが、0対1で敗退。
来年からは阪神の選手として悔し涙を流した甲子園でプロとしてのキャリアをスタートさせます。
〈能登嵩都投手〉
「遠回りはだいぶしちゃったのかなとは思うんですけど、こういう上の舞台で勝負するチャンスを与えてもらったので、そのチャンスをつかみ取れればいいと思います」
最速153キロの牧野投手は中日から育成1位
一方、最速153キロのサウスポー、牧野憲伸投手は中日から育成1位で指名されました。
〈牧野憲伸投手〉
「同じ年に勝さん(武田監督)と新潟に来て、勝さんももちろんですし(コーチの)野間口さんも、おふた方からたくさん指導いただいて、ここまで成長できたので、本当に新潟に来てよかったと思います」
ドラフト開始から3時間…ついに運命の瞬間が
そしてドラフト開始から3時間。
選択終了を告げる球団も出てくる中、指名を待っていたのが今季打点王・最多安打に輝いた知念大成選手です。
ドラフト前の取材では…
〈知念大成選手〉
「どこの球団でも、育成30位でも、50位でも行くつもりなので、入れたからには必死になって頑張りたいと思います」
去年のドラフトでは首位打者のタイトルを獲得したものの指名はありませんでした。
そこでバットの3センチ長くするなど長打力を磨き、ことしは打点王のタイトルを獲得しました。
〈知念大成選手〉
「自分を見つめ直す時間が増えて、そこで自分の課題について取り組めたので、そこはプラスですし(ドラフトに)かかってもかからなくても野球できるということはとても感謝しているので、サポーターの声援を力に変えてプレーしていきたい」
その知念選手に運命の瞬間が…
巨人から育成5位で指名されたのです。
〈知念大成選手〉
「本当はストレートで、高卒でドラフト1位だったり、かっこくよくプロの舞台に立ちたかったんですけど、あきらめが悪いもので、年を重ねるごとに高い舞台で勝負したいという気持ちがどんどん強くなったので」
より高い舞台でのプレーを夢見てオイシックスに入団し練習に励んだ日々。
さらなる活躍を誓い、新潟から新たなステージへ羽ばたきます。