【Interview】5/5(月・祝)新潟公演のアバンギャルディ。『バズる秘訣は〇〇...!』
謎の制服おかっぱ集団「アバンギャルディ」 。2023年 『America's Got Talent』にも出場経験のある彼女たちにインタビューを敢行。息の合ったダンスパフォーマンスの秘訣や、プライベートのお話などを聞きました!
nonaさん、sonoさんが新潟一番に生出演!
謎の制服おかっぱ集団「アバンギャルディ」 。2023年に海外の有名オーディション番組 『America's Got Talent』に出場。 息の合ったシンクロダンスを披露し世界にその名を轟かせた、そんなアバンギャルディからnonaさん、sonoさん(以下、敬称略)が新潟一番に生出演してくれたんです!
5/5(月・祝) 新潟県民会館公演を控えたお二人に、放送では聞き出し切れなかった質問をぶつけるインタビューを敢行。息の合ったダンスパフォーマンスの秘訣や、プライベートのお話などを聞きました!
Interview -AVANTGARDEY-
――新潟一番へのご出演ありがとうございました。いかがでしたか?
(nona)あっという間でしたー!ジェスチャーゲームが楽しすぎました。
(sono)スタッフの皆さんもアナウンサーの方もすごく温かくて、のびのびと楽しんでやらせていただきました。
――「アバンギャルディ」の皆さん、一糸乱れぬパフォーマンスが魅力だと思うのですが、“息ぴったり”踊れる秘訣などはありますか?
(sono)私的には、“圧倒的練習量”です。ほぼ毎日練習していて、土・日は長い日で10時間以上踊り続けています。あとは、練習以外でもメンバーと会うことが多くて。例えば、休みの日は一緒にSNSの撮影をしたりとか、プライベートでお洋服見に行ったりとか、ご飯食べに行ったりとかっていう“仲の良さ”や、今まで築いてきた“信頼関係”がパフォーマンスに出ているのかなと思っています。
(nona)私たちは遠征が多くて、ホテルではメンバー同士で同じ部屋になることがほとんどなんです。だから普段から生活を共にしていて、本当に家族よりも一緒に過ごす時間が長いですね。そうやって築いてきた“仲の良さ”や“信頼感”で、パフォーマンスも揃ってるんじゃないかなと思います。
――激しいダンスパフォーマンスや、長時間ライブのために、体力作りや息が切れない工夫など、何か特別なトレーニングをされていますか?
(nona)私たちはパフォーマンス中、“無表情っていう表情”を作りながら踊るんです。なので、なるべく口を開けずに踊るようにしていて、基本的には常に鼻呼吸をしています。でも、やっぱり疲れてくるとつい口が開いてくるので…それでも鼻でしっかり呼吸しようと頑張るのが、自然とトレーニングになっているのかもしれないですね。
(sono)あとは、練習で「通し」というものがあって、イベントやライブのための「1本通し」っていうのを何回もやってるんです。1曲目が終わって2曲目までの10秒間、5秒間の間に息を整える練習をして、長いライブにも対応できるように体作りをしています。
(sono)踊りによって使う筋肉が全然違うので、毎日踊ってても筋肉痛になることはよくあります。
(nona)私たちのパフォーマンスでは、メンバー同士で持ち上げたり、転がりまくったり、メンバーをぶん回したりするので(笑)。本当に想像もできないような場所が毎回筋肉痛になるんです。 1度海外で行ったライブで、普段とは違う環境・違うチームと一緒にライブを制作したことがあって。セットリストもかなりハードな内容だったんですが、それを本番の前日に3回「通し」をしたんですよ。さらに、本番直前にもう1回「通し」をして…。その日、本番を2回迎えたんです。 やり終えた瞬間は本当にボロボロだったんですけど、疲れていてしんどくても、お客さんの歓声とかキラキラした目とか、笑顔を見ると力が漲ってくるんですよね。『やってよかったな』っていう感動にいつも繋がるんです。
――「America's Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)」にご出演されていましたが、その後の反響や皆さんの心境の変化はありましたか?
(sono)SNSでいろんな国の方からコメントをいただけるようになったんです。アジアではこれまでも知っていただくことが多かったんですけど、アラビア文字だったり、見たことが無い国の文字だったり、そんな遠い国の方にも見ていただけて、知っていただけたのがすごく嬉しかったですね。
(nona)本当に、あの番組をきっかけに様々なところからオファーをいただけるようになって。それこそ日本でも、CMや広告に使っていただけるようになって、街中で自分たちを見るっていうのがすごく不思議な感覚でした。それを見て改めて「こんなところまで来たんだ」というか、実感が湧く瞬間だったなと思います。
――普段J-POPや日本の歌謡曲などをバックにパフォーマンスされていると思うのですが、お二人それぞれのプライベートで聴いている音楽を聴いてみてもよろしいでしょうか。
(sono)ヒップホップとかラップがすごく好きで、ラップバトルとかもよく見るんですよ。なので、ちょっとテンポの速いラップ調の曲をよく聴いています。例えば「梅田サイファー」さんとか、「ケンドリック・ラマー」さんとか。日本のヒップホップアーティストも海外のアーティストも、どちらもよく聴いています。
(nona)私は日本の曲も海外の曲も、結構古いものが好きなんです。特に、80年代とか90年代のR&Bやヒップホップをよく聴いています。例えば、「ブランディ」とか「エリカ・バドゥ」とか、そういうアーティストが好きですね。
――YouTubeのバズらせ対決の動画拝見いたしました。各メンバーのSNSは撮影・編集なども自己プロデュースなんでしょうか?
(nona)そうです!あのバズらせ対決の動画みたいに、各々が自分の撮りたい動画をリサーチしたり、自分がやりたいことをメンバーに協力してもらって、一緒に撮影しています。それぞれの個性を個々のアカウントで出していけるように頑張っています。 私たちは遠征に行くことも多いので、そのときに各都市の有名な場所を調べて、そこで撮影したりもします。やっぱり、その土地で撮ると現地の方にも知ってもらえますし喜んでいただけるので、色々なロケーションで撮影できるようどこかへ行くたびに“映えそうな場所”をリサーチするようにしています。
VIDEO
撮影の裏側密着!SNS再生数対決!!【アバンギャルディ avantgardey】
これは私たちでも永遠の謎なんですけど(笑)。私たちの場合は、やっぱり制服におかっぱ、同じ格好が17人いるっていうのが目を引くポイントになっているのかなって思います。 TikTokやInstagramでも、つい気になった動画って見ちゃうじゃないですか。その“気になる”要因の1つがまずはビジュアルだと思うので、そこは強みになっているかなと思っています。
(sono)やっぱり“最初の3秒”ってすごく大事だと言われているので、どれだけその瞬間で見てくれている人を惹きつけるかは、かなり意識しています。そのために背景だったり、動画の始まり方だったりは凄くこだわって作っています。
――ライブ前の心境などを聞いてみたいのですが、やはり緊張されますか?
(nona)外部のイベントに出演させていただくときは、私はけっこうワクワク感のほうが大きいです。『どんな反応が待ってるんだろう?』っていう楽しみが強いですね。 でも、自分たちのライブツアーになると、お客さんに初めてその1時間半のステージを披露するので、『楽しんでもらえるかな?』っていう緊張や不安はすごくあります。外部イベントと自分たちのライブでは、また違った緊張感があって…。よりぐっとこらえるというか、緊張するのは私たちのライブです。
(sono)私はめちゃくちゃ緊張しいなので、ライブ前はいつもメンバーに「大丈夫、大丈夫!」って言ってもらってます(笑)。パフォーマンスはもちろんなんですけど、ライブだとMCのパートもあるので、そこがまた緊張するポイントなんです。普段あまり話す機会が多くないので、MCはすごく力を入れて練習やリハーサルしています。
(nona)これはですね、私たちのプロデューサー・akaneさんに、背中を強打してもらう! しばき倒してもらうっていうのがあります(笑)。そのパン! という一発で、緊張や不安がポンッと抜けて背筋がピシャッと伸びるんです。もうそれがないと逆にステージに立つのが不安です。あとは、円陣を組みますね。
(sono)その円陣の掛け声はakaneさんがやってくれるんですが、そこからがちょっと特徴的で…。 全員で大きな声を出して、長いときは1分くらい「おあああああああああーー!」って叫び続けます(笑)。
(nona)全員が息絶えるまで叫び続けています。もしかしたら客席に聞こえてるかもしれないですね(笑)
――前回の新潟公演は『長岡・米百俵フェス』だったと思うのですが、新潟の印象や思い出はありますか?
(nona)前回はフェスに出演させていただいたので、本当に温かく迎えていただきました。私たちはまだフェスに慣れていない状況だったので、不安もたくさんあったんです。でも、お客さんの温かい声援に背中を押されて、私たちもベストを出すことができました。新潟の皆さん大好きです。
(sono)私は「米百俵フェス」で見た花火に衝撃を受けました。あんなに近くで、あんなに何発も上がる大迫力の花火を見て『うわ~長岡花火すげえ~!』って思いました。大阪ではあまりあんな花火は見られないので、感動しました。
――最後になりますが、新潟公演や今ツアーでは、特にここを見てほしい!というポイントはありますか?
(sono)今回のツアータイトルは「DANCE TO THE FUTURE」というんですが、“ダンスが未来を切り開く鍵になる”というコンセプトになっています。タイトルにある通り、様々な時代にタイムスリップしていくようなライブになっていて、いろんな時代の音楽を使ってパフォーマンスするので、どこか懐かしい気持ちになっていただけると思います。 また、昔の曲だけじゃなくて、今世界でバズっている曲とか、小さい子に人気の曲もやるので、老若男女どの世代の方にも楽しんでいただけるライブになっていると思います。
(nona)本当に来てくださるお客さんの年齢層がすごく広くて、家族みんなで観に来てくれる方も多いんです。みんなで1列に並んで観てくださっている姿を見ると、『みんなで来てくれてるんだな』とすごく微笑ましくなって、嬉しいなって思います。
イベント情報
■イベント名
3rdライブツアー『DANCE TO THE FUTURE』
■会場
新潟県民会館 大ホール
■住所
新潟市中央区一番堀通町3-13
■開催日時
2025年5月5日(月・祝)
開場 17:45 / 開演 18:30
■電話番号
03-6418-7205(ラウンド・アバウト)
■アーティスト公式サイト
https://akanekikaku.com/avantgardey/
※各種情報は取材時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。