【タイムスリップ体験!?】 昭和レトロ好き必見のノスタルジックな空間がたまらないドライブイン 燕市「公楽園」
燕市の国道沿いに佇む「公楽園」さんは、昭和レトロな雰囲気が色濃く残るドライブイン。希少なトーストサンド自販機や、2階にある味わい深い格安ホテルなど、ここでしか出会えない魅力が詰まっています。
昭和レトロ空間のドライブイン
燕市・分水地区、国道116号沿いにある「公楽園」さん。
かつては巨大看板が目印だったドライブインですが、老朽化により看板は撤去され、現在の姿は一見すると何の建物か分かりませんね。
味わい深い建物の中へ一歩入ると…まるで時代が巻き戻ったかのような世界。
映画のワンシーンがそのまま現実になったような、昭和レトロな雰囲気が広がります。
建物こそ年季を感じますが、ドライブインとしては今も現役。
運転の合間にほっとひと息つける軽食スペースや…
懐かしさ漂うゲームコーナーなど、当時の雰囲気をそのまま残しています。
昭和から動くトーストサンド自販機
注目すべきは、昭和の時代から現役で稼働している「トーストサンド」自販機。
全国でもわずか17台ほどと言われる希少な存在です。
300円を入れ、ボタンを押すと…約40秒で焼き上がります。「トースト中」というアナログな表示もたまりません。
トーストサンド自動販売機の内部を特別にご紹介。焼く前のアルミホイルに包まれたサンドイッチがずらり。下部のヒーターで挟み、焼き上げます。
各店舗で仕込みをするため、お店によって具材や味付けが異なるそうです。
左/昭和レトロ研究家・越野弘之さん 右/横山実郁さん
熱々のトーストサンドをさっそくいただきます!本当に熱いので気を付けてくださいね。
こちらのトーストサンドは、パンの“外側”にバターを塗って焼き上げるのが特徴。一般的には内側に塗ることが多いため、このスタイルはとても珍しいんです。
バターの香ばしさ、そしてチーズのちょうどいい塩加減と、とろっとした食感。これが300円で味わえるなんて、まさにちょっとした贅沢です。
2階は味わい深い格安ホテル
実は「公楽園」さん、格安ホテルとしての一面もあります。
2階が宿泊スペースになっていて、“泊まれるドライブイン”は、今では貴重な存在なんですよ。
レトロ感あふれる1号室は壁紙が印象的。どこかラグジュアリーさも感じられる空間です。
ツインの特別室も昭和ファンから根強い人気があります。
宿泊の際、浴衣姿で「トーストサンド」を楽しむ......。ここでしか味わえない、唯一無二の体験をしてみませんか?
お店の情報
■取材先の名前
公楽園
■住所
燕市熊森1286
■営業日時
24時間営業
(定休日)なし
■電話番号
0256-97-1575
※各種情報は取材時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。