【初心者必見】今更聞けない!セルフジェルネイルのあれこれPart2《実技編》 #堀綾香の美容コラム
今回はセルフジェルネイルについて、前回の《道具編》に続き《実技編》をご紹介します♪ 新年度の新しい趣味として始めて見てはいかがでしょうか。新潟県三条市でネイルサロンを運営している堀綾香さんの025美容コラム!メイクやネイルなど、おでかけに絡めたおすすめ美容術を配信していきます。
今更聞けない!ジェルネイルのあれこれ
こんにちは!今回は3部に渡ってジェルネイルについてお伝えしています。
前回の《道具編》はご覧頂けたでしょうか?
まだの方はぜひそちらを先にご覧ください。
→前回の《道具編》の記事はこちらから
そして今回は《実技編》です!
自己流のセルフネイラーさんも、これからデビューの方も超超基本的な基礎知識として読み進めてみてください。
それではいってみましょう!
【実技編】
1.最重要!事前のケア(下処理)
まずはジェルを乗せる前の事前のケアです。
実は…このパートが一番重要になります!
なぜなら、自爪の状態を整えておかないとせっかく乗せたジェルの持ちが悪くなるからです。
メイクでいうベースメイク、お料理でいう下ごしらえになりますね!
必ず丁寧に行ってください。
手順としては、
・爪切りとやすりで好みの長さ、形に自爪を整える
・プッシャーやスティックで甘皮を除去しておく
・自爪の表面をなだらかに整える
この3セクションです。
本来、このパートだけで10部作くらいになるほどの注意事項とコツや方法があるのですが…
言い出したらキリがないので、その中でも大切な事をピックアップしてお伝えします。
甘皮の処理は絶対に無理せず、気になる部分だけ押し上げてささくれは爪切りで根本からカットしましょう。
これを丁寧にやるだけで、ジェルが綺麗に仕上がり持ちが格段に良くなります。
私がお客様に施術する際、スタートからジェル1色を仕上げるまでに両手で80分程度ですが、そのうち40〜50分ほどを事前のケアに使います。
それくらい大切な工程になります。
2.油分除去
事前のケアが終わったら爪の表面に残っているダストや油分を完全に拭き取ります。
拭き取った後は顔や髪の毛を触らないように気をつけてください。
小さくカットしたキッチンペーパーにエタノールを含ませて、爪の隅々まで綺麗に拭き取りましょう。
(コットンは繊維が残るので爪表面にはオススメしません。余裕のある方は、スティックに巻きつけて爪の裏側を拭く用に使用してください)
3.ベースジェル塗布
ここでやっとジェルの登場です。
まずはクリアのベースジェルですね♪ 際のギリギリを攻めると綺麗に仕上がります。
余裕があれば横からのフォルムなども気にしてみましょう。
(何回塗布するかは、お使いのジェルの推奨をよくご確認ください。写真は2度塗りです)
4.カラージェル塗布
ベースジェルに綺麗に重ねるように、お好みのカラージェルを塗布します。カラージェルもメーカー推奨の回数を重ねますが、基本は2度塗りです。
2度塗りで綺麗に発色するので面倒に思わず頑張りましょう!
※カラージェル〜トップジェルまで、塗布ごとにライトを照射します。
2度塗りの場合は〈1度塗り目→照射→2度塗り目→照射〉になります。
UVライトの照射時間はライトとそれぞれのジェルの推奨を参考にしてください。
5.トップジェル塗布
最後の仕上げのトップジェルです。こちらもメーカー推奨の回数で。
(わたしはアートの工程を挟みました。アートは基本、カラージェルとトップジェルの間の工程になります)
トップジェルでは艶とフォルムを意識しましょう。
これで完成です!
本来お伝えしたいことの1割にも満たないくらい基本中の基本ですが、ジェルネイルの大まかな流れは以上になります。
ぜひトライしてみてくださいね♪
(そして、爪が綺麗になる事が楽しい!もっと知りたい!と思った方はぜひネイルサロンにも挑戦してみてください♡ 予算・デザイ・客層など選び方を決めれば失敗もしにくいと思います。私もサロンでお待ちしておりますね♡)
次回は《オフ、ケア編》です。
お楽しみに♪
堀 綾香 (Atelier Twill / アトリエツイル)
三条市出身在住のネイル、メイクのアーティスト。
技術歴20年の経験から初心者にも優しいお手軽お出かけ美容方法を発信していきます。