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対象年齢

急いでブースに戻ると、
市議の広岡さんが対応していてくれた。


カサハラ
「すみません!お待たせしました!」

お父さん
「カードゲーム、遊んでもいいですか?」

カサハラ
「もちろんです!」


そのご家族は、お父さん、お母さん
そして、お子さんがお二人(どちらも女の子)
の4名だった。


お父さん
「ちなみに、うちの子、まだ小学校上がる前ですけど、ルールとか大丈夫そうですかね?」


このカードゲームの対象年齢は7歳以上
小学生以上の子なら遊べるであろうと踏んで制作したゲームとなる。


カサハラ
「そうですね・・・ちなみにお子様は何歳ですか?」


お父さん
「上の子が保育園の年長で、下の子が年小です」


カサハラ
「年長さんと、年小さん・・・そうですね・・一応”小学生以上を対象”にしていますが・・一回、やってみましょう!」


正直・・

この”ゲームの対象年齢”
という部分には、かなり不安であった。


おそらく小学校、
中学年(3〜4年生)くらいの子達なら、
問題なくルールは理解できる。


しかし・・・

低学年(1〜2年生)くらいになると
もしかしたら理解するのが難しいのではないか・・
楽しく遊んでもらえないのではないか・・


そんな不安があったのだ。


カサハラ
「じゃあ、妹さんは、お母さんと一緒に遊んでもらって、お姉ちゃんは、1人でやってみよっか?」


お姉ちゃん(年長)
「うん!やってみる!」


カサハラ
「これから遊び方を説明するから、もし、わからないことや、むずかしいことがあったら、教えてね」


お姉ちゃん(年長)
「うん!わかった!」


カサハラ
「じゃあ、説明するね・・」


僕は、ゆっくりと・・
小さいお子さんにも分かるように
一つずつ噛み砕いて説明した。


ご両親も「うん、うん」と説明に頷いてくれて
お姉ちゃんも、カードを手に取りながら、
しっかりとルールを聞いてくれた。


そして・・


カサハラ
「それじゃあ・・遊び方は、わかったかな?」


お姉ちゃん(年長)
「うん・・なんとなく!」


カサハラ
「よし・・・じゃあ、1回遊んでみよう・・!」


お姉ちゃん(年長)
「うん!」
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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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