株式会社ウィザップ本社に到着すると・・
代表取締役社長の同級生Eが、
入口の前で待ち構えていた。
カサハラ
「お休みのところごめんね!汗」
同級生E
「ううん、大丈夫だよ」
この日、会社はお休みで
夜から東京に出張を控えていた同級生Eが
わざわざ会社の鍵を開けにきてくれたのだ。
同級生E
「それよりも、時間のない中、デザインを完成させてくれてありがとう!」
カサハラ
「いやいや、この日までに完成を間に合わせてくれて、本当にありがとうだよ・・!!」
僕らはしゃべりながら、
社内へと入っていき・・
段ボールが山積みされた前で、
同級生Eは立ち止まった。
同級生E
「この中に、完成品が入ってるよ」
カサハラ
「こ、この中に・・・開けても良い?」
同級生E
「うん、もちろん」
僕はゆっくりと、段ボールを開けた・・・
カサハラ
「・・これが俺たちのカードゲームか・・・」
いろんな思い出が一気に蘇り・・全身が震え立った。
カサハラ
「手に取って、見てみても良い?」
同級生E
「もちろん!」
僕は、カードゲーム1式を取り出して・・・
外装のパッケージを、そして
出来上がったカードを手に取ってみた。
同級生E
「クオリティはどうかな?」
カサハラ
「完璧だ・・・」
僕は、その完成度の高さへの感動と・・
無事に出来上がったカードゲームを前にして
心からの安堵感に包まれた。
カサハラ
「ありがとう・・!!これなら、ご支援していただいたみなさんに、そして、新発田市内の学校に自信を持ってお届けできるよ・・!!」