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お米を味わうお酒。精米歩合を「米(八十八)%」に

ぬるこ:「舞鶴 鼓 88」、「舞鶴 鼓 純米大吟醸生原酒」、「鶴と油揚げ(本醸造)」、そして「舞鶴 鼓48純米吟醸生酒」。
味の系統がかなり異なるように感じました。

恩田さん:最近の傾向として「お米を削った甘いお酒」をよく見かけますが、「お米の旨味や酸味の味わいが残るお酒」が減ってきているように感じました。そこで「舞鶴 鼓 88」ではお米の味を残すことを意識して造りました。「米(八十八)」の漢字から精米歩合を「88%」にしました。

ぬるこ:まさに「お米の味わいを楽しむ日本酒」なのですね。言われてみると最近、米ぬか独特のまったりしたコクと酸味をもつお酒に出会う機会が減っている気がします。

恩田さん:当社ではお米にこだわった商品を造り続けているのと、自社で精米歩合を調整できるので、ほとんどの商品の精米歩合を「●8%」にしています。

ぬるこ:「鶴と油揚げ」は68%、「舞鶴 鼓48純米吟醸生酒」は48%。
「舞鶴 鼓 純米大吟醸生原酒」は例外で40%まで削られていますが、同じ「一本〆」を使ったお酒でも精米歩合「88%」「48%」「40%」こんなに味わいが変わるのですね

ぬるこ:ところで、「一本〆(いっぽんじめ)」ってなかなか見かけない酒米ですね。どんな酒米なんでしょうか。

78%までお米を残した一本〆。粒が大きくて飯米のよう。

「一本〆」ってどんなお米?

喜納さん:「一本〆」は「五百万石」と青森県の酒米「豊盃」を掛け合わせてできた品種なのですが、「お米の粒が大きいままで、五百万石と比べると背が低く倒れにくい」という性質があります。そのため作りやすく収穫量が安定するので、当社では開発当初からずっと自社栽培しながら使っています

一本〆の穂の大きさも見せていただきました。

ぬるこ:五百万石はよく聞くのですが、一本〆は特定の蔵しか使えない品種かと思っていました。

恩田さん:大量に作ろうと化学肥料を使い続けると、米の味の質が落ちてきました(人体への影響はないです)、結果、生産者が一本〆から元の五百万石に転向されるという経緯がありました。現在少しずつですが一本〆を使われる蔵も増えてきています。

蔵の裏には一本〆の田んぼが広がっています。

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ぬる燗好きのぬるこ
皆さま、言霊って信じますか? 私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」 と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。 新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。

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