第10弾「紅葉シーズン限定のお酒」|【R20ここだけの話】気になる日本酒、語らせて
【R20ここだけの話】~気になる日本酒、語らせて~
2022.10.23
知る人ぞ知る新潟の銘酒。 元日本酒翻訳家が独断で選んで語るコーナー。
いよいよ紅葉シーズン到来。この時期の限定酒「麒麟山 紅葉」をご紹介します♪
麒麟山酒造から毎年秋に発売される季節限定酒。
新潟にいる今年こそは、ぜひ購入したい!
というわけで、今回は
酒の松澤さんで予約してお迎えしました!
紅葉シーズン限定のお酒
その名も、【麒麟山 紅葉】。
紅葉のマークが艶やかで、しっとりした色気すら感じます。
3年長期熟成酒
深くてリッチなコクを味わえそう。
ワクワクしながら口開け。
軽やかながら芳しい香り、堪能しました。
箱に書かれている情報を見ると、
・(蔵のある)奥阿賀産の越淡麗100%使用。
・奥阿賀の豊かな自然のもとで醸され、低温貯蔵で3年以上の熟成。
巨大なタンクが冷蔵庫に3年以上も…と思いきや、
低温での温度管理が可能な貯蔵タンクを使用しているとのこと。
タンク自体が冷蔵庫も担うってハイテクですね。
麒麟山酒造の漆原さん
より理想の「紅葉」に仕上げるために、
従来の、瓶詰め後に専用貯蔵庫「もみじ蔵」で8ヶ月貯蔵していた製法から一新。
今年の出荷分からは、低温での管理貯蔵ができるこのタンクで3年以上熟成した後、
原酒を瓶詰めして出荷しています。
今まで以上に、味わい深くしっとりまろやかな味わいになっております。
もみじが映える季節までじっくり熟成される「紅葉」というだけでも
トキメキますね!
皆さま、言霊って信じますか?
私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」
と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。
新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。