Vol.1「美食の街 新潟」新潟移住の決めては“へぎそば”
松本莉緒のぱくぱく日記。vol.1は、新潟県魚沼地方発祥のお蕎麦「へぎそば」のお話です^^
ぱくぱく日記コラム第1回目は、
新潟県魚沼地方発祥のお蕎麦「へぎそば」をご紹介したいと思います^^
新潟県の方は説明するまでも無くソウルフードとして馴染み深いかと思いますが、
このパクパク日記は日本全国の皆様へ発信したいコラムですので、先ずは「へぎそばとは?」からお話させて頂きたいと思います^^
“へぎそば”とは・・・??
つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使用し、“へぎ”という器に丁寧に1束ずつ盛り付けた切り蕎麦の事を“へぎそば”と言います。こちらに来て知りましたが、地域によってつなぎの量や、色も様々。喉越しや舌触りも微妙に違い、バリエーションがあるそうです。奥深いへぎそばの世界観。非常に興味深いですよね。
さて、タイトルに戻りたいと思いますが、私にとってへぎそばは、一番最初の新潟との出会いでもあり、移住の決め手となった1つの理由でもありました^^
そんなへぎそばとの出会い、魅力、そして移住の決め手の理由をお話しさせて頂きたいと思います。
それぞれのトピックを作りましたので是非一読頂けると嬉しいです。
小嶋屋さんのお蕎麦
もう7年前位のことでしょうか・・地元の東京府中で暮らしながらヨガインストラクター活動を始めたばかりの頃。伊勢丹府中店に古民家のような落ち着いた雰囲気の「小嶋屋さん」というお蕎麦屋さんが入っておりました。
お蕎麦は綺麗に並べられ、緑色の細めの麺、ツルッとした喉越し。お汁もとても美味しく・・感動したのを覚えています。
それから、家族で外食する時、府中に遊びに来た友達と、大切な会食や打ち合わせの場所として、ヨガ後一人でサクッとご飯する時・・など多い時には週1で通っていたかと思います。
ある時、へぎそばって何だろう?私はなんでこんなに好きなんだろう?と調べました。
すると、「新潟魚沼発祥 、小嶋屋のへぎそば。つなぎには“青森”の布海苔(海藻)を使用しています。」と書かれておりました。
これまでプライベートでもお仕事でも行った事のない場所「新潟」でしたが、一気に行きたくなりました!更に嬉しかったのは、“青森県”の布海苔を使用していた事!
実は私の生まれは青森県つがる市。
母方の故郷ですが、「工藤菓子店」という創業100年のお菓子屋さんを営んでおります。
新潟✖️青森のコラボレーションだったんだ〜!と更に愛着のようなものが生まれ、
「新潟の小嶋屋さんへ直接行ってへぎそばを食べる」というのがいつしか私の夢になりました。
移住の決め手。
それから数年通い続けていましたが・・何と府中伊勢丹が丸ごと閉館する事になってしまいました。
へぎそばが気軽に食べられなくなってしまった悲しみに明け暮れていたところ・・
彗星の如く現れた今の旦那さん。
「ご出身は・・?」
「新潟県村上市です」
なんと・・!!
鼓動が高まりました・・笑。
見た目も中身も落ち着いてるこの男性。
私が好きなへぎそばがある新潟出身だったとは。。
神様が贈ってくれたのかな??と過ぎる瞬間もあったり・・笑。
青森生まれの私。新潟生まれの旦那さん。
正にこの出会いはあの時の青森の布海苔と、新潟の蕎麦粉の相性の良さを思い出させる出来事でした。。笑
昨年移住して参りましたが、真っ先に念願の小嶋屋さんへ行き、無事夢を叶える事ができました!
あの時一人で叶えようとしていたささやかで大きな夢。
今ではあの頃のように定期的に食べに行き、家族皆んなで幸せな時間を“味わって”います^^
本当に移住してきたんだ!というじんわりと広がる実感を小嶋屋のへぎそばから感じています。
補足ですが。。
移住の決め手は他にも様々な夢や理由があり、お蕎麦だけでは無いのでご安心を笑。
今回は熱くへぎそばを語らせて頂きました。
これでも言葉少なめにお話しさせて頂いている程です。。笑。
皆様も是非、私が惚れた新潟・小嶋屋さんのへぎそばを一度食べにいらしてくださいね〜!
それでは次回、7/8 公開、『初佐渡編・くるみゴリゴリくるみ蕎麦。』でお会いしましょう〜!
^^
次回のぱくぱく日記予告。
○次回配信予定。
Vol.2 初佐渡編・くるみゴリゴリくるみ蕎麦。
Vol.3 初佐渡編パート2 ・感動の深緑うどんと竹馬。
皆さん佐渡行かれたことはありますか〜??
海外の方からサイクリングシティとしても愛されている一面もある佐渡!
島好きな方には是非訪れて頂きたい新鮮な食と自然あふれる 魅力的な場所。
それでは次回、2週に渡り、佐渡食をご紹介致しますので楽しみにしていて下さいね^^
1982年生まれ。女優23年。ヨガインストラクター歴7年。
一児の母。女優代表作は「聖者の行進」「モテキ」など。
他、映画、CMに多数出演。
現在は、ヨガを通し自分らしく生きる事の大切さを伝えている。
ヨガインストラクター事務所“Peaceberg Style”の代表も務める。
2022年末から新潟へ移住。