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”コメディ”というものは、そう甘くはなかったのだ。

そして

稽古の日々は
どんどんと進んでいき・・・

UPさん
「では、これで、すべての稽古は終了となります〜!明日は小屋入りと、前半の場当たり。明後日は後半の場当たりと、ゲネプロ。そして、3日後から本番となります〜!場当たりやゲネプロはありますが、稽古自体はこれで終わりとなりますので、各自、しっかりと準備して最高の状態で本番を迎えましょう〜!


キャスト
「はい!」


UPさん
「トネガワさん、何か一言ありますか?」


トネガワさん
「ううん、ない〜」


UPさん
「はい、ではみなさん、稽古お疲れ様でした〜!」


キャスト
「お疲れ様でした〜!」


と・・・

あっという間に
すべての稽古は終了した。


僕自身は・・


この初めての
”コメディ舞台”の稽古を通じて


役者としての
”新しい手応え”
掴めた気がしていた。


しかし・・・


その一方で
”セリフを噛んでしまう”
という弱点は・・・


安定感を欠いたまま
本番を迎えてしまうこととなった。


カサハラ
「(稽古終盤になってから、セリフを噛む回数も少しずつ減ってきたけど・・・やっぱり、不安は拭えないな・・・でも、稽古もすべて終わってしまったことだし、あとは、本番に向けてしっかりと準備して、”自信を持って”本番にさえ臨めば・・あとは、きっと上手くいくはずだ・・・!)」


そうだ。


これまでだって

なんだかんだで

”なんとかなってきた”

のだ。


大丈夫。

きっと、今回も上手くいくはず。


しかし・・・


そう思ってしまったのが、
のちの後悔に大きく影響することとなる。


今回ばかりは、


いや・・・


”コメディ”というものは、
そう甘くはなかったのだ。



つづく・・

P.S.

いやぁ〜この”噛む”という症状。僕が思っていた以上に、悪質なもので・・・このあと、どんどん・・あ、この先はコラムでお伝えしますね。笑

そして、この後、僕に、”とあるニックネーム”も、つくこととなります。それがまた、言い得て妙というか・・・あ、これも次回以降のコラムで出るかもです。笑


次回!!
手応えを掴みながらも、”セリフ噛んでしまう”という不安を拭いきれぬまま、本番を迎えることとなった。カサハラ青年。自信を持っていけば大丈夫!と思っていたが、その目論見は、見事に崩れることとなったのだった。


お楽しみに〜!



カサハラケント

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。