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「ストーリーは一気に展開した」【中編】 | 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2022.05.05

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これまで【完全非公開】だった、私、カサハラケントの俳優人生の裏側を赤裸々につづります。 『地元で役者活動をするためのキッカケを!』と、新発田市主催の懇親会に意気揚々と参加したカサハラ青年。しかし、二度のチャンスも自らの遅刻癖で台無しにしてしまい落ち込んでいたところで、中学時代のサッカー仲間『水戸部くん』と運命の再会を果たす。そこからストーリーは一気に展開したのであった。

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~前回のあらすじ~
『地元で役者活動をするためのキッカケを!』と、新発田市主催の懇親会に意気揚々と参加したカサハラ青年。しかし、二度のチャンスも自らの遅刻癖で台無しにしてしまい落ち込んでいたところで、中学時代のサッカー仲間『水戸部くん』と運命の再会を果たす。そこからストーリーは一気に展開したのであった・・・
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※ちなみに当初、【前編】・【後編】で書ききる予定でしたが、あまりにも内容がボリューミーになったため今回は【中編】となります。汗

歓喜!押し寄せる不安!そして驚き!



懇親会の翌朝、新発田市からの一通のメールに、
待望の『キッカケを掴めた』ことに歓喜した。


ありがとう!水戸部くん!
万歳!水戸部くん万歳!



が、しかし・・・

そんな高揚感を上回るほどの大きな不安感が、
僕のもとへ一気に押し寄せてきた。


『ていうか、PR動画ってどうやって作ればいいんだろう・・・』


そう、それまでの僕の役者活動は主に舞台でのお芝居が中心で、“映像制作”に関しての知識も経験も、完全にゼロ。ド素人レベルだった。


『楽曲は水戸部くんに全部任せるとしても、動画の脚本と、出演者・撮影チーム、動画編集は僕の方で何とかしないと・・・』


ということで、
まずは仲間集めからスタート。


各所で『ぜひ一緒に、新発田市のPRムービーを作りましょうー!』
と発信してみたところ・・・


なんと同じ小・中学校の一個上の先輩がカメラマンとして協力するとの連絡が!驚
※ちなみこの先輩、東京でいろんな有名番組のカメラマンを担当しているプロ中のプロ

そしてキャストには・・・

一世を風靡したあの映画「カメラを止めるな!」でメインキャストをつとめた
『市原洋さん』
東京で舞台やパフォーマンスで大活躍中の俳優
『佐藤弘樹さん』

が出演に快諾☆


ただ、予想以上に素晴らしいメンバーが揃ったことで

『こんな本格的な撮影チーム・キャストが揃ったからには、良い台本書き上げないと・・・』

という重圧がのしかかることに。汗


書いては消して・・・

書いては消して・・・

書いては消して・・・


新発田市の職員の方とも連絡をとりながら、
数か月かけて構想を練り・・なんとか撮影の1週間前に台本が完成!


『これなら、いい作品ができそうだ』


僕は自信をもって、
関係者のみなさんに台本を共有。


台本のタイトルは 『ありのまま』



簡単なあらすじは・・・

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主人公は、アイドルの卵「みゆき」。
毎晩みゆきは自分の部屋で”配信ライブ”をおこなっている。


みゆきの悩みは、”自分には飛びぬけるような個性がない”こと。
ゴマンといるアイドルの中で、目立つためにはどうしたらいいんだろう・・・


そんなみゆきは少しでもファンが増えるように、
毎晩の配信ライブでは”無理して明るく”キャピキャピ振舞っていた。


それを見ていたみゆきの熱烈ファンから
「みゆきちゃんって、なんか新発田市っぽいよね?」
と、コメントが届く。


それを見たみゆきは
「な、なんて読むの?し、しんほった?」


みゆきは、それをきっかけに「新発田市」のことが気になり始める。
『私が新発田市っぽいって、どういうことだろう・・・』


みゆきは、列車に乗って新発田へ向かった。
到着したみゆきは、市役所の受付で


「新発田ってどんな町ですか?」


と受付の男性に尋ねる。すると男性に代わり
「私がご案内しましょう」と、アスパラくんが現れる。


ひょんなことで、アスパラくんと新発田市を巡ることになった、みゆき。


最初は懐疑的だったみゆきも、新発田の温かさに触れ、どんどん自然な笑顔が増えてくると、
少しずつ「私と新発田」の”共通点”に気づき始める・・・


そして、アスパラくんの正体は・・・


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という感じのショートストーリー。

新発田市ご当地ゆるキャラ アスパラくん



『よし、なんとか台本も出来て、いよいよ来週は撮影だ』



と、当日の撮影に向けて
準備に取り掛かろうとしたところ、



新発田市から一通のメールが・・・




新発田市から届いたメール。その内容はなんと・・・



『な、なんやて!
アスパラくんが使えない!?』




撮影まで、あと1週間。

この窮地を、カサハラ青年はどう乗り切るのか・・・









P.S.
アスパラくんが使えないと連絡がきたときは、
言葉の通り、本当に頭を抱えました。汗


次回は、ちゃんと完結予定です(笑)
ぜひお楽しみに~!


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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。