『今日から、君の職業は、正式に”役者”だよ』
そう言われた、あの日から・・・
あの”只者ではない演出家”は、
カサハラ青年にとって”社長”となった。
そう、
ついにカサハラ青年は念願の
”芸能事務所”に所属することが出来たのだ。
という訳で、
事務所からオーディションに送ってもらうための
”プロフィール用”の写真を撮影し、
事務所から色々なオーディションに
プロフィールを送ってもらったところ・・・
早速、”とある撮影”の
お仕事が舞い込んで来たのだった・・・
スタッフさん
「という訳で、カサハラさん、さっきの勢いで、ガッツリアイスクリームいっちゃってください~!」
カサハラ
「・・・・ウ、ウソやろ」
悪魔のような展開だ。
ここまで・・
今回の撮影のメイン商品となる
”結構デカめのアイスクリーム”を
おおよそ30分間で3つ完食。
お腹も限界に近付いている中
共演者のTDさんからは・・・
TDさん
『次のシーンでは、無視せずに、僕が多めにアイスクリームを食べるようにするから、カサハラ君はうまくセーブしてね!』
と、優しいフォローをもらったものの
そのTDさんは”特技のギターで弾き語り”をするという
演出をスタッフさんから指示され・・
次のシーンは、”僕1人だけ”で
アイスクリームをガッツリ行くこととなってしまいいたのだ。
カサハラ
「(これは、かなりヤバイぞ・・まだ1シーンの撮影が終わっただけだし‥、その1シーンだって、カメラ位置を変えて、3回撮影してるから・・・1シーン撮影するごとにアイスクリームを3つずつ消費することになるぞ・・)」
もし5シーン撮影することとなれば・・
計15個。
まさに狂気の沙汰だ。
スタッフさん
「では、また最初は全体が映るように撮影していきますね~!」