#オーディション #コラム #俳優 #役者 #新潟 #新発田市 #演技 #舞台
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勝手に役が“動き出す”



ヒノウエさん
貴重な休憩中にスミマセン



カサハラ
「いえいえ、どうしたんですか?」



ヒノウエさん
演出家カラ、“お前の感じたこと”をオーディション組に話せ、とイワレタノデ、今の稽古で感ジタコトヲお話シタイト思います



カサハラ
「は、はい・・」



ゴクリ・・


4人に緊張が走る。



ヒノウエさん
マズ、演出家の言っていた通り、私も1回目の方が、ヨカッタデス



カサハラ
「それは・・一体どの辺が1回目と2回目で、違ったんですか・・?」



ヒノウエさん
2回目は、ミナサンが1回目の反省を生かそうと、それぞれ、考えながら動いたと思います



完全ヤンキー
まぁ、1回目を踏まえて、2回目はいろいろ修正したくなるわな~



ヒノウエさん
デモ・・普通、人はソンナコトを考えながら、生活シテイルデショウカ?



完全ヤンキー
まぁ、そんなことは考えながら生活はせえへんな~



ヒノウエさん
ソウデスヨネ。何度も言ってしつこいカモシレマセンガ・・・
演出家が求めるのは”完全なるリアル”です



カサハラ
「完全なるリアル・・」



ヒノウエさん
お客サンカラ、“見やすいように立とう”、ナンテ思う必要はありません



カサハラ
「ギクッ・・」



ヒノウエさん
お客サンにコノ舞台を観劇してもらうのではアリマセン。
コノ舞台を・・・












“目撃”してもらうのデス。



カサハラ
「そっか・・・余計なことを、考えすぎてたんだな・・・」



ヒノウエさん
ワタシたち遺族がこの場所にキタ理由はナンデスカ?

この空間に入るのは、初めてですか?

ココは見慣れた空間ナノデスカ?

バックボーン、取り巻く状況を、シッカリと役に落とし込めたら、ワタシタチ役者は”ただそこに立つだけ”。ソウスレバ、あとは役が勝手に“動き出す”んデス



カサハラ
「・・・・役が勝手に“動き出す”」



ヒノウエさん
貴重な休憩時間を割いてイタダキ、アリガトウゴザイマシタ



カサハラ
「こちらこそ、ありがとうございます!!」




ズシンズシン・・





演出家
では、再開します


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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。