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校長室

スラ男さんが対応すると何やら

”校長先生が僕たちと少しお話をしたい”

とのことのようだった。


「(なんだろう・・・)」


僕らは帰り支度を一旦中断し
教職員さんに連れられて

”校長室”へと向かった。


校長室に入ると、
校長先生が笑顔で出迎えてくれた。


校長先生
「お時間のないところ、申し訳ありません。ひとつだけみなさんにお伝えしたいことがありまして・・」


そういうと、校長先生に促され
僕らは黒革のソファーに腰を下ろした。


「(何か、気になることでもあったのかな・・・?)」


僕ら7人に、緊張が走った。


これまでは・・・

校長先生が公演後に挨拶に
寄っていただくことは多くあったけれど・・・

今回のように

”校長室”に呼ばれてまで
お話をする機会というのは・・


初めてのことだった。


校長先生
「実は・・・」


7人
「はい・・」


校長先生
「うちの小学校に、”不登校気味の女の子”がおりまして・・」​
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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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