福岡の”拠点”は、
すぐお隣に佐賀県が位置する
”久留米市”。
久留米市内にある2LDKの
アパートを劇団で1室借りて・・・
キャスト・スタッフさん
7人での1年間の共同生活となる。
(※旅公演の全日程が終わってからは、東京での翌年の稽古期間など九州を離れる期間も長いので、毎年アパートを契約・解除を繰り返し・・その際に、生活家電なども揃えているようだった。なので、”久留米”の拠点に到着した初日は、まず2段ベッド4セットや、洗濯機などの必要家電を揃えるところからスタート)
公演日や移動日などは、
全員で共に過ごすことになるのだが・・
休演日などは
基本的には”自由行動”となる。
どうやって過ごそうが、
いつどこで何を食べようが・・
特に制限されることはない。
割と、のびのびと過ごすことができる。
(※劇団で中古の自転車を2台購入し、休演日は早い者勝ちで自転車を使い、久留米市近郊をプラリと出かけたり、筑後川で釣りなどを楽しんだ)
しかし、一変して・・・
公演日や移動日は
なかなか過酷な1日となる。
基本的な公演日の
スケジュールはこうだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆パターン①☆
5:30 起床・準備
(※僕は前夜にすべて準備を整えておいて、出発5分前に起きるのがマスト)
6:00 出発
8:00 小学校到着(九州内)・舞台セットの組み立て
(※舞台セットは、体育館のステージを全面使うくらいのサイズとなり・・・セットの組み立てには毎回1時間半近くかかる。また、大きな照明機材も使用するので、体育館が”真っ暗”になるように、体育館全面のカーテンを広げ、明かりの漏れる部分などは、劇団所有の黒幕などを安全ピンで縫合わせて、可能な限り”真っ暗”な状態を作る。←これが一番大変)
10:00 公演(1回目)
(※公演時間はおよそ1時間)
12:00 お昼休憩
13:00 公演(2回目)
14:00 撤収作業
(※撤収作業もおよそ1時間半かかる。解体した舞台セットをマイクロバスに、”決められた置き方”で乗せる。そうしないと、全てのセットが乗り切らないの。←マイクロバスにセットを乗せるのは”カサハラ担当”)
16:00 移動開始
18:00 拠点到着
(※衣装の洗濯など、翌日の公演に備えながら、夕食やシャワーなどを各自こなす)
24:00 就寝
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、まぁ
基本的というか・・・
一番穏やかな
公演日のスケジュールは
このようなものだ。
しかし、時には・・