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楽しみになってきていた自分がいた



稽古参加3日目の
最初に行われた


”遺族の登場シーン”


その後の残りの稽古は、
メインの稽古に当てられることとなった。


基本的には容疑者8人の
稽古をひたすら繰り返し行い・・


その他の刑事シーンなども、
その合間に行われ・・


前日同様
“遺族たちは”基本的に見学し


そして


休憩中には自主的に集まって


遺族たちの関係性を深める
コミュニケーションの時間にあてることが多くなった。




そして・・・



21時。



この日の稽古は終了。




「(ふぅ・・今日も基本的には見学が多かったけど、初めて本役の稽古も出来たし、”遺族たち”で集まって、さらに関係性も深めることができたから、個人的には充実した稽古だったな・・!)」



更衣室で私服に着替えて
帰りの準備をしていると・・


毎度のごとく



ケント~!軽く飯でも行こか~!


完全ヤンキーからのお誘いだ。


カサハラ
「ちゃんと終電までには帰れますよね?」



完全ヤンキー
もちろんやで~!ほな、いこか~



カサハラ
「行きましょう~!」




なんだかんだ、
この稽古後の完全ヤンキーとのご飯も


楽しみになってきていた自分がいた。
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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。