スタッフさん
「では、これから撮影していきますね!」
すでにパッケージを剝がされた状態で
僕とTDさんはアイスクリームを手渡され・・・
再度、簡単にこのシーンの説明を受ける。
スタッフさん
「ここでは、2人で腰を掛けて楽しそうに話しながら、美味しそうにアイスクリームを食べてください!その雰囲気が撮れればOKです!」
2人
「はい!」
ただ、美味しそうにアイスクリームを食べて
ただ、楽しくおしゃべりをするだけ・・・
なんともシンプルな演出である。
カサハラ
「(おいおい、本当にこんな簡単なことで良いのか?!・・・もっと難しい要求とか、演出とかがあると思ってヒヤヒヤしてたけど・・これなら初めての僕でも全然イケそうだぞ・・!)」
スタッフさん
「では、早速撮影に入りますね・・・よーい・・ハイ!」
スタッフさんの合図でカメラは回り始めた。
僕とTDさんは和気あいあいと会話をしながら
アイスクリームを美味しそうに頬張る。
やはりTDさんは場慣れしているだけあって
上手に会話を引き出してくれて
僕もその会話を楽しみながら
どんどんアイスクリームを食べ進める。
そして・・
カサハラ
「(やべ、食べ終わっちゃった・・・)」
楽しさのあまり、撮影していることも半分忘れ
気づいたらアイスクリームを食べ終わってしまっていた。
スタッフさん
「ハイ、カット~!OK!いい感じですね!」
2人
「ありがとうございます!」
なんとか、1発目の撮影で
“OK”を貰えることができた。
カサハラ
「(ふぅ、一安心・・・・。さて、次はどんなシーンの撮影をするのかな・・?)」
すると・・・
スタッフさん
「ハイ、じゃあ次は、角度を変えて同じシーンを撮りますね~!」