身体を使って仕事を終えた後、一日の疲れを癒すには甘口のほうが旨いだろう、
それも飲み過ぎてはためにならない、2合ほど晩酌して満足できるような味が良いだろう
[丸山酒造場HPより:https://maruyama-shuzojo.jp/know.html]
という心遣いからできた「淡麗旨口」の雪中梅。
雪中梅にまつわる逸話や詩歌はいくつかありますが、
「雪の苦節に耐え、馥郁(ふくいく)とした香を放つ梅のように功をなす」
様子を描いた表現が多いようです。
立春まであと少し。
厳冬真っただ中のこの時期にほころぶ梅の様子と、
『待ちわびた春の訪れを告げる梅の花のように、飲み手の皆様を、和ませる酒でありたいと願います』
という丸山酒造場さんの『雪中梅』に込められた願いが重なって見えます。
雪かきで動いた後、じんわり味わって次の日に備えたいと思います。