取材やメディア掲載、広告出稿に関してのご依頼、掲載記事に関するお問合せはこちら

お問い合わせフォーム

公式SNSでも発信中

名将・原監督が箱根駅伝3連覇へ向け意気込み

――チームの状態はいかがですか?
例年同じような流れで、8月の合宿から9月の最終合宿は挑んでおりますので、そんな中で故障率、非常に少ないですね、順調ですね。例年以上にスピード強化もしておりますので、出雲駅伝からチャレンジしていきたいと、そういう状況ですね。

「危機的状況でも勝つ 最強軍団でも勝つ フレッシュなメンバーでも勝つ」

――箱根駅伝は3連覇がかかりますけど、どのような準備をしていきたい?
まさに、箱根駅伝から逆算して強化メソッドを組んでいるので。それはもう過去11年8度総合優勝している実績ありますからね。だからそのプログラム通りの流れで、今のところ来ておりますので、順調なんですね。

(2023年の)100回大会は、本当に危機的状況。部員の登録メンバー16人中13名がですね、12月の初旬の先発強化合宿で、インフルエンザでバタバタ倒れたんですよね。そういう危機的状況から優勝をし、そして(2024年の)101回大会は、力がある者が力通り走ってきて、そして順調にスタートラインに立たせて、そして優勝を飾ったと。

危機的状況でも勝つ。最強軍団でも勝つ。そして今年は、また新しいフレッシュなメンバーでも勝つ。そういう、勝つというところをさらに意識してね、残りの数週間、挑戦に励んでいきたいと思います。

去年の優勝メンバーに比べ「経験がない」でも・・・

――去年優勝したメンバーから今年のチームになって、どういう部分が変化したと感じますか?
メソッドはですね、体系化させたものがあるので、そこに多少能力差が当然あるわけで、ただその能力差がありながらもですね、同じような距離、同じような設定タイムで、夏合宿を経て、まもなく箱根駅伝に向かおうとしておりますので、あとはもう経験がないだけの話なんですね。

そこをマイナスにとるのではなくて、夢の箱根駅伝に登場するんだ、走れるんだ、というその前向きな気持ちでね、箱根駅伝に挑んでくれれば、自ずと結果が出る。

それはもう過去の先輩たちがね、経験して結果を出してきているんですね。
昨年の10人のうち6人が抜けて、経験者が少なくなりますけどね、十分対応してくれると思います。

「黒田が山登り5区を走れば“非常に面白い戦力メンバー”」

――経験者が少なくとなくなるという中で、黒田キャプテンがエースということですけど、原監督から見て、黒田キャプテンはどんな存在ですか?
確実に走るランナーなんですよね。故障もしない。キャプテン、4年生だからといって、威張り散らさない。後輩思いの良いキャプテンだと思います。
ただ黒田一人ではですね、この箱根駅伝というものは勝てません。逆に黒田が山登り5区、そこを走るようであればですね、非常に面白い戦力メンバーになってくると思いますね。

キーマンは荒巻選手「幾通りのパターンでメンバー組める」

――原監督から見て、今年のチームのキーマンは誰になりますか?
やはり4年生なんですね。やっぱり学生スポーツですから、その4年生がしっかりしておればですね、チームはまとまります。
その4年生の中でも、私は100回大会箱根駅伝で1区で粘りの走りをしてくれた、荒巻の復活でしょうね。
昨年は欠場、故障に悩んで、長期故障の中で復活できませんでしたけども、今年はいいトレーニングができていますので、彼が箱根駅伝で走れる状態であればね、幾通りのパターンでメンバー構成を組めますのでね。やっぱり荒巻の存在でしょうね。

4年の塩出選手は「箱根駅伝に挑む姿勢はチームで1,2を競う」

――4年生の中には塩出選手もいらっしゃいますが
塩出もですね、いろんな苦労を経て4年生を迎えております。昨年の全日本大学駅伝のアンカーでの逆転負け、そういった悔しさをバネにですね、練習は人一倍この夏、走り込みましたので、この箱根駅伝に挑む姿勢というものは、チームの中でも1,2を競うものがあると思います。
また箱根駅伝後もですね、マラソンにチャレンジします。2時間8分台、7分台、期待できる選手だと思います。
――黒田選手と塩出選手がやはりチームの主軸にはなっているということですか?
そうですね、確実に走らなければいけないメンバーだと思います。

原監督就任から妙高で続く合宿 その意味は?

――妙高の合宿を毎年されていると思うんですが、妙高でのコースというのはどういった特徴があって選んでいるんですか?
アップダウンの起伏もありますし、9月の中・下旬からの合宿ですから、出雲駅伝を前にしたスピード強化もできるグランドも用意されている。だからアップダウンのあるコース、グランドも充実しているという、環境が非常に良いんですよね。グッと秋めいた季節にもなりますので、厳しい夏合宿の質量ともに上げることができるという環境でしょうね。
――新潟県の雰囲気をどう感じられていますか?
いいですよ。特にお米おいしいですね。お米おいしいと思います。
人が優しいし、温かいですよね。この妙高の地でもね。
今年は監督就任22年目を迎えますけども、就任時からこちらお世話になっていますので、多くの市民の皆さんがね、「お帰りなさい」という声もいただけるような関係性にもなりましたのでね。温かい街だと思います。
――今、起伏が激しいということもあったんですけど、一番身につく力というのは?どんな部分を強化していますか?
1次合宿の8月1日からはですね、本当に走り込みを徹底するんですね。
そしてこの9月中・下旬の最後の3次合宿ではですね、距離プラススピードも入れていきますので、そのスピードも対応できるコンディションにもなってくるんですね。9月中・下旬からグーッと冷え込んでくるんですよね。
そういった天候にも恵まれてくるので、学生たちは質量ともに上げる練習ができる。
そして朝練習では7.5の往復ジョグをやるわけなんですけども、この起伏がね、2、3度あるコース、非常に脚力アップにもつながるというようなところだと思います。

やってきた努力が報われる「笑顔で大手町に帰ってきてほしい」

――改めて今年の4年生にはどんな走りというか、何かを期待する点というのがありますかね。
学生スポーツですから、基本的にはみんな卒業していきます。
やりきったと、これだけ頑張ったと、そして一体感を持って頑張ったんだという姿勢をね、走りで表現してほしいんですよね。

もう先輩たちはね、同じようなトレーニングメニューをやってきましたんで、そういったことをしっかりと4年間、彼たちは経験してますからね。その集大成としてのこの4年目、ぜひ勝ってほしいですね。
笑顔で大手町に帰ってきてほしいですね。
――最後に箱根駅伝で3連覇の中で、原監督としてはどういう目標があるのか、意気込みをお願いいたします。
私は結果に対して、あまりグダグダ言わないんですよね。陸上競技の長距離というのは、レース上での戦術というのは、球技系と比べてそれほどないんですよね。

やってきた努力がその日に報われるものだという、それが陸上競技、長距離や駅伝競技だと思っているので、厳しい夏合宿をこの妙高の地で頑張った。
頑張った分必ず成果が出ると。そういうふうに僕は信じているので、それを先輩たちもやってきてくれたので、4年生中心として嘘偽りのないこの夏合宿、この妙高の地で彼たちは頑張ってきましたので、それは大手町、必ず笑顔でフィニッシュテーブを切るものだと思っています。
2025年9月 新潟・妙高市の合宿中に取材
39 件
〈 1 / 1 〉

RANKING 人気記事

ランキングをもっと見る

カテゴリから探す