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史上最強に面白いじゃないか!!!

数日後。

僕は、都内の
とある稽古場へ向かっていた。

この日は・・・

”コメディ舞台”の初顔合わせだ。


出演者全員と、
スタッフさん。

そして・・・

僕の初舞台でも共演いただいた
プロデューサーU(UP)に・・

演出家の”トネガワ”さん(仮称:トネさん)


UP
「みなさん、本日はお集まりいただき、そしてオファーを快諾いただきありがとうございます。プロデューサーの”PU”です。そして、コチラが・・」


トネさん
「演出の”トネガワ”です」


全員が簡単に自己紹介をし・・・

早速この日は
みんなで”台本読み”


この日まで台本を
手渡されていなかった僕は・・・


今日、初めて・・

今回のコメディ舞台が
”どんな作品”なのか知ることができる。


カサハラ
「(コメディ舞台って・・どんな感じの台本なんだろう・・”お笑い”と聞けば、芸人さんの漫才コントを想像できるけど、2時間くらいに渡る舞台で、”コメディ(お笑い)”って一体・・・?)」


僕の中に、期待と不安・・・

いや、大きな不安が入り混じる。


そして、配役を教えてもらい・・・

いざ

全員で台本読み、スタート。










およそ2時間後。

台本読み終了。


UP
「では、本日の顔合わせは以上になります。3日後から稽古が開始となりますので、みなさん台本を読み込んで参加ください」


キャスト
「お疲れ様でした〜!」


顔合わせが終了し・・・


キャスト、スタッフはみな席を立ち
おのおの帰路へと向かう。


そんな中・・・


僕は、その場から
立ち上がることができなかった。


カサハラ
「なんなんだ、これは・・・」


台本読みの余韻が・・・


全く収まらない。



2時間に及ぶ台本読みで、
真の髄から僕は・・・


度肝を抜かれてしまった。


そして・・・


ガチガチに強張ってしまった
頬に、口角に、激しい痛みも残る。


それは・・・


この2時間・・・


ひたすら”笑い過ぎた”せいだ。



カサハラ
「なんなんだ一体・・
こんなことが、本当にあっていいのか・・!?


このコメディ台本・・・・


史上最強に面白いじゃないか!!!!




つづく

P.S.

いやぁ〜あの日の衝撃・・いや、”笑撃”というものは、今でも忘れられません。笑
台本の文章を読むだけでも最高に面白いんですけど、キャストが読み上げることで、さらに面白さが倍増して、それまでの人生であんなに笑ったのは、本当にあの日が初めてでしたね。驚

次回!!

コメディ舞台の”台本の面白さ”に度肝を抜かれてしまったカサハラ青年。しかし、ここからが大変なのだ。その最高に面白い台本を、さらに面白くできるか否かは・・・役者の力量にかかっているのだ。果たして、コメディ舞台初挑戦のカサハラ青年は・・・しっかりと演じることができるのだろうか!?

お楽しみに〜!

カサハラケント

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。