初めてのコメディ舞台を
終えたカサハラ青年は・・・
ひとつの”大きな決断”をする。
そして、それから数年後・・・
ひょんなことから
”新しい挑戦”が幕を開けようとしていた。
これが、カサハラ青年の
役者物語の「最終章」です。
初めての
コメディ舞台が終演したあと・・・
僕は事務所の社長に
「事務所を辞めます」
と連絡をした。
社長から辞めないよう
説得されたけれど・・・
最後は
僕の意思を尊重してくれた。
正直、これを伝えるのは
僕自身も本当に苦しかった。
大学、そして養成所を
卒業した後・・・
「この先、どうしたらいいんだろう・・」
と途方に暮れかけていたとき・・
社長の主催する舞台のオーディションに
合格することができた。
”これ”がなければ・・
今頃僕は、
一体どうなっていただろうか・・
僕の役者人生というものは
社長に拾ってもらったようなものだ。
それからの2年間は
本当に勉強させていただいた。
毎週の”リアル演技”のレッスン。
そして、旅劇団への挑戦を勧めてもらい
1年間本当に掛け替えのない
経験を積ませていただいた。
その後は
コメディ舞台への
挑戦も容認してもらい・・・
数多くの勉強の場を
僕に用意していただいた。
しかし・・