オンライン打ち合わせ当日。

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担当K
「うん！設定とかアイディア凄く面白いと思う～！」

同級生E
「そうだね、このコラボ企画の発端は、ケントのコラムがキッカケだもんね。いいと思う」

僕
「ありがとう～！」


よかった！
なんとか評価は上々だった。

担当K
「だけど・・やっぱり地域性っていう部分を
もっと押した内容のゲームにした方がいいと思うんだよね～」


僕
「あ～・・・やっぱりそうだよね・・・」


僕が考案したゲーム案はアイディア的には
面白かったという評価を受けたけれど・・


ゲームに組み込みたい要素である
「地域性」つまり新発田市との関連性を

このゲームに組み込むことが
上手くできなかったのである。


担当K
「単純にゲームとしては、コレめちゃくちゃ面白いアイディアだと思うんだけど、今後どう展開していくかを考えると、地域（新発田市）と強く結びつくことはとても重要だと思う！」


僕
「ふむふむ・・」


担当K
「例えば新発田の観光地や名所、名産物をこのゲームの中で紹介できれば、楽しく遊びながら新発田の知識や素晴らしさを知ってもらえる重要なアイテムにもなると思うんだ。」


同級生E
「確かに、長い視点で考えれば新発田要素をメインに作ったボードゲームの方が、分野によっては需要ありそうだし、新発田でボードゲームのイベント等も開催できたら面白そうだね。」


担当K
「そうそう！それで、このボードゲームが新発田を紹介するアイテムとしてどんどん活躍していって、もしふるさと納税の返礼品として採用されたりしたら、もっと広い範囲で展開していけると思う！」


同級生E
「それは良いね！！返礼品になったら激熱だ。」


担当K
「まぁ、どういう形で返礼品に採用されたりするのかは分からないけど・・笑」


どんどん話は、
良き方向に向かっていく。


ワクワクが止まらない！！！


さすがの二人である。
いろんなアイディアがどんどんと生まれてくる。


しかも、それは・・

どれもしっかりと先を
見据えたうえでの提案であるので・・


進んできたい方向性が
どんどんと明確になっていく。




そして2人のおかげで僕は、
とても大切なことを思い出すこともできた。



僕
「ありがとう・・・・！」


2人
「え？」




僕にとって、新発田と言うのは、
とても大きい存在だ。


生まれ育った故郷だからというのも、
もちろんあるし・・


新発田の街が好きだし、
新発田の人も大好きだ。


しかしそれ以上に、


「新発田」のという存在が
僕の中で大切になったのは・・


とある悲しい理由があったからだ。



それは・・・

また後日、お話しできたら、と。


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僕
「素晴らしい提案を本当にありがとう！
”新発田をメインテーマ”に据えたボードゲーム制作しよう！」



この日の打ち合わせで、
これからの道筋がハッキリと見えてきた。


だからこそ・・


その道をどんどん進んでいくためにも、


これから改めて考え直す
「新発田メインのボードゲーム」の
ゲームデザインの重要性がさらに高まっていく。


簡単なことではない。


きっとまた、
難しいことへの挑戦になる。



でも、これで良いのだ。


目の前の山や壁が高ければ高いほど、
そこから眺める景色は最高なはずだから。


よっしゃ、やってやるぜ！


僕は、あらためて気持ちを引き締めた。



すると・・





同級生Ｅ
「あ、ちなみなんだけど」


僕
「お、他にも何かアイディア降りてきた？」


同級生E
「いや、実は、株式会社ウィザップ・・・





私、代表取締役社長に就任しました。」






担当K・僕
「え！？マジで！？」






つづく・・・


カサハラケント

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