しかし
そんな僕らの思いとは裏腹に・・・
公演を行った後の小学校は
本当に”笑顔”が溢れるものばかりだった。
子どもたちの笑顔。
そして、教職員さん、
そして中には校長先生も・・
公演後に僕らのもとに寄っていただき
「ありがとう」
のお言葉と笑顔をたくさんいただいた。
そして、とある小学校の公演後には
子どもたちから、
「遠くから、ありがとう!」
「すごく、おもしろかった!」
という言葉と
これを手渡された。
手作りの”交通安全”お守りだ。
「気をつけてね!」
いろんな想いを抱えた子どもたち。
そんな彼らの
”優しさ”
そして
”強さ”
に、僕ら7人は堪えられなかった。
・
・
・
きっと、いろんな形がある。
僕らのように、
”お芝居”を通して伝えられること、
何か力になれることも、沢山あるはず。
「今の、この状況で・・・僕らが公演に訪れて、きっと良かったんだ」
東北の地を去る時には、
7人みな、そう思うことができたはずだ。
つづく・・・
あまり具体的に書けない内容だったのですが・・・
当時の思いが伝われば、と思います。
あの時、南三陸の子どもに貰ったお守り、
実は今でもカバンの中に入れて持ち運んでいます。
当時、その小学校の教室で”蚕”を育てていて、
それで作ったお守りだと、渡してくれた子が説明してくれました。
たくさんの想いの詰まった
”お守り”
今、僕が元気に過ごせているのも
きっとこのお守りのおかげだと、思ってます。
次回は、もう一つ、心に残ったエピソードを紹介します。
お楽しみに。
カサハラケント
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