「ルール説明に時間がかかりすぎると、
始まる前からダレてしまう恐れがある・・」
「だけど、ルール説明をはしょり過ぎると、
あとから『そのルール聞いてないよ?』と指摘される恐れもある・・」
という、プレッシャーの中
なんとかルール説明とレクチャーをしていき・・
実際に
「カタンの開拓者たち」プレイ開始!!!
「あとは、カタン自身が持つ
“ポテンシャル”に賭けるしかない!!」
僕は、3人が楽しんでくれることを
そして、
コラボ企画が破綻しないことを
祈りながらプレイを続け・・・
およそ1時間後・・・
・
・
・
・
陽子さん
「カタン、面白かったわ~!」
担当K
「これ良いね!もう一回やりたい!」
同級生E
「世界的に人気と言うのも、うなずけるね!」
よかった~!!!
3人ともとても楽しんでくれた!
なんとか一品目で、
3人の胃袋をグッと掴むことに成功。
ありがとう!カタン!
そして、次のゲームである。
一度じっくり系のゲームを楽しんだ後は、
“軽量系”のゲームを挟んで、一度ブレイクするのが
ボードゲーム界のスタンダード。
立て続けに
重めのゲームをプレイすると・・
“眠くなってしまう”(脳が疲れてしまう)
からだ。
という訳で・・
僕
「次は、軽めのゲームを一度はさんでブレイクしましょう!
ちょうどいいのを選んできますね~」
と3人に提案すると・・
陽子さん
「そうしたら、“UNO”はどうでしょう?」
突如、陽子さんからの提案。
僕は、その提案が・・・
とても、嬉しかった!!
なぜなら、陽子さん自らが
この「実際にボードゲームをプレイしてみよう会」に
“前のめり”になって、参加してくれているからだ!
もはやこの時点で
最大級のミッション
“コラボ企画を破綻させない”
は、クリアということで大丈夫であろう!!
よし・・ここからは、
スッキリした気持ちで
ボードゲームを楽しめるぞ・・!!
そして、陽子さん。
言わずもがな
UNOというチョイスもさすがである。
UNOは、おそらく誰しもが
一度は遊んだことのあるゲーム。
ルール説明やレクチャーはほとんど必要とせず、
すぐに遊び始めることができる。
つまり、
あのプレッシャーのかかる
“ルール説明&レクチャー”という
重要な役割からもここは逃れられるのだ。
僕
「良いですね!UNOやりましょう!」
という訳で、
2品目は「UNO」に決定。
そして、プレイ開始。
・
・
・
・
15分後プレイ終了。
感想としては・・・
「もう死ぬほど遊びつくしたであろうUNOから、
今日、こんな新しい発見があるなんて・・!!」
一見、全世界、どの世代からも
愛されているであろうこの“UNO”というゲーム、
実は、“ローカルルール”というものが
存在しているようなのだ。
僕ら4人も、
各々がこれまで遊んできたやってきた
”各々のUNOのルール”でプレイしてみたのだが・・
「え?それってそんなルールだったっけ?!」
「そのやり方、初めて聞いた!!」
と、まさかの、
かみ合わないことだらけ・・・汗
とは言っても・・・
大筋のルールはみんな共通していたので、
ちゃんと楽しんでプレイすることはできたのだけれど・・・・
トランプでいう「大貧民」のような
地方や世代によって生み出された様々なルールが、
いくつも明らかになったのだ。
僕
「まさか、育ってきた地域や世代によって、
こんなにもUNOのルールに違いがあるなんて、
思いもよらなかったね・・・」
担当K
「確かに・・・
でも、逆に、こういった違いっていうか
”地域の特色”を活かせる
ボードゲームってのも良いんじゃないかな?」
僕
「え?」
担当K
「せっかくウィザップさんとケントのコラボ企画だから、
例えば「新潟」や「新発田」の特性を組み込んだものの方が
オリジナリティは増すと思わない?」
同級生E
「確かに、コラボ企画だからこそできるオリジナリティは、
この”地域性”ってのをヒントに考えてみるのは良いかもね・・」
陽子さん
「私も、良いアイディアだと思うわ」
まさか死ぬほど遊びつくしたであろう”UNO”から
こんな新しい発想が生まれてくるなんて・・
あなどる事なかれ、
ボードゲーム。