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冬の寒さに耐えて香を放つ梅のような酒

身体を使って仕事を終えた後、一日の疲れを癒すには甘口のほうが旨いだろう、
それも飲み過ぎてはためにならない、2合ほど晩酌して満足できるような味が良いだろう

[丸山酒造場HPより:https://maruyama-shuzojo.jp/know.html]
という心遣いからできた「淡麗旨口」の雪中梅。

雪中梅にまつわる逸話や詩歌はいくつかありますが、
雪の苦節に耐え、馥郁(ふくいく)とした香を放つ梅のように功をなす
様子を描いた表現が多いようです。

立春まであと少し。
厳冬真っただ中のこの時期にほころぶ梅の様子と、

待ちわびた春の訪れを告げる梅の花のように、飲み手の皆様を、和ませる酒でありたいと願います

という丸山酒造場さんの『雪中梅』に込められた願いが重なって見えます。

雪かきで動いた後、じんわり味わって次の日に備えたいと思います。
丸山酒造場では他にも素敵なお酒を造られています。
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ぬる燗好きのぬるこ
皆さま、言霊って信じますか? 私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」 と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。 新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。