【日本酒好き必見!】ユネスコ無形文化遺産にも登録された“伝統的な酒造り”を見学。 南魚沼市「魚沼の里 八海山雪室」
南魚沼市にある“魚沼の里”内「八海山雪室」では、1,000トンもの雪を使って日本酒を貯蔵している天然冷蔵庫を見学できるツアーに参加することができます。昨年、ユネスコの無形文化遺産にも登録された“伝統的な酒造り”の文化を感じてみませんか?
日本酒好きにはたまらない“魚沼の里”
南魚沼市にあります、八海醸造が運営する酒蔵や飲食店など15施設が集まる“魚沼の里”。
東京ドーム2個分の敷地内に、清酒「八海山」を製造する製造蔵や、雪国ならではの食を楽しめる食堂やカフェ、蕎麦屋やおにぎり屋などが立ち並び、魚沼の酒造りの息吹を感じることができます。
画像左:TeNY松本亜美アナウンサー 右:木津順さん(八海醸造)
その施設の中の1つ「八海山雪室」では、1,000トンもの雪を使って日本酒を貯蔵している天然冷蔵庫を見学できるツアーに参加できるんです♪
今回は、天然の冷蔵庫の見学やそこで熟成された日本酒の試飲が楽しめる「雪中貯蔵庫見学ツアー」をご紹介します!
天然冷蔵庫の世界を体感できる!
ツアーはスタッフの方が案内してくださり、1日10回開催されます。
※Webで事前予約可能(当日券販売もあり。当日券は八海山雪室にあります券売機でお買い求めください。)
※500円(試飲込)、3歳以下と南魚沼市民は無料
南魚沼市は国内でも有数の豪雪地帯。その雪を先人の知恵で活用しているのが、この「八海山雪室」です。
重厚な扉を開けると、見えてきたのはズラリと並ぶ日本酒を貯蔵するタンク!
中の気温は年間平均約4度前後とひんやりしています。
そして先に進むと、雪室ならではの大量の雪が保管されています。
毎年2月ごろに約1,000トンもの雪を運び込み、その冷気を利用し貯蔵している“天然の冷蔵庫”なんです♪
貯蔵しているのは日本酒だけではありません。
「八海醸造」さんでは日本酒造りで出た酒かすを使い、焼酎も製造しているんです。
大きな樽がたくさん並んでいる様子は圧巻ですよ。
こちらにはたくさんのビンが並んでいます!これらは全てお客さんから預かっているボトルなんだそう。
購入したメモリアル焼酎「面向未来(めんこうみらい)」を最長で5年後の年末まで貯蔵してくれるサービスで、結婚記念日や誕生日、子どもの誕生日に購入し20歳になったら一緒に呑むために預ける人もいるそうです。
ボトルにはメッセージを書けるほか、購入した日の記念写真も撮影していただけるんですよ♪
純米大吟醸のうれしい試飲も♪
見学が終わったら、お待ちかねの試飲です。
この雪室で熟成された「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」をいただきます。
香りはとっても華やか。雪室で貯蔵することにより、まろやかな味わいに仕上がっているんです♪
後味はすっきりとしていて、フルーティーな香りがふわっと抜けていきます。
売店には日本酒の銘柄が多数並ぶほか、粕漬けや雪室で貯蔵されたスイーツなど、多彩な商品が並んでいます。
他にも館内にはキッチン雑貨店やカフェなどがあるため、様々な楽しみ方ができますよ♪
雪国ならではの伝統や食文化を体験しにおでかけしてみませんか?
施設の情報
■取材先の名前
八海山雪室
■住所
南魚沼市長森343-9
■営業日時
10:00~17:00
(定休日)なし※元旦のみ
■見学ツアー参加費
500円(試飲込)
※3歳以下と南魚沼市民は無料
※見学ツアーの詳細は、公式サイトをご確認ください。
■電話番号
025-775-7707
■ホームページ
https://www.uonuma-no-sato.jp/
※各種情報は取材時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。