今まで僕が
出演した舞台は・・・
事務所の社長が演出した舞台。
そして
旅劇団で主演を演じ
あの”強爺”が演出をした舞台。
の2パターンなのだが・・・
実は、それらの舞台には
1つの共通点がある。
それは・・
脚本家と演出家が
”異なる”という点だ。
どちらの舞台も
脚本家が別に存在し・・・
おそらく舞台稽古がスタートする前に
脚本家と演出家で密な打ち合わせを交わし・・
脚本家から、作品の方向性、世界観、
伝えたいことなどを共有したのち・・
演出家の腕・センスによって
その作品が彩られていく・・・
という流れになっているのだと思う。
なので・・・
その流れの中で、
もしかすると・・
稽古中に演出家によって
そして、役者の演技プランによって
脚本家の意図しない方向に
作品が変わっていってしまう可能性もある。
それは、まぁ・・
良くも悪くも仕方ないことだ。
だって、別の人間が
作り上げているのだから。
しかし、だ。
今回のコメディ舞台は
脚本、演出ともに
トネガワさんが担当する。
つまり・・
トネガワさんが
”違う”と言えば・・・
それは・・
この作品において
”絶対に違う”
ことを意味するのだ。