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<44> 第3章「職業:役者」~ ロボットやない ~ | 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2023.04.27

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遂に、役者人生初めての”稽古”に参加するカサハラ青年。振り分けられた配役が”遺族C”というアンサンブル(エキストラ的な感じ)だったため「セリフもないし、稽古もそこまで大変じゃないだろう」などという軽い気持ちでいたのだが、急遽”容疑者役”の代役として稽古にガッツリ参加することに・・・人生初めての舞台稽古で、メインの容疑者8人の代役という・・・これまでかつてないほどの急展開と極限プレッシャーの中ではあったが、なんとか、なんとか、やり過ごすことができたカサハラ青年。だったのだが、稽古後の完全ヤンキーからの”飲み”の誘いを断ることが出来ず・・・最寄り駅までの終電を逃してしまう・・・しかし、紆余曲折しながらも、なんとか日が昇るころに徒歩で帰宅し、少しの仮眠をとったあと、再び稽古に向けて台本を読み込むのであった・・・

前回までのあらすじ

遂に、役者人生初めての
”稽古”に参加するカサハラ青年。

振り分けられた配役が”遺族C”という
アンサンブル(エキストラ的な感じ)だったため

「セリフもないし、稽古もそこまで大変じゃないだろう」


などという軽い気持ちでいたのだが、
急遽”容疑者役”の代役として

稽古にガッツリ参加することに・・・


人生初めての舞台稽古で、
メインの容疑者8人の代役という・・・

これまでかつてないほどの
急展開と極限プレッシャーの中ではあったが、


なんとか、なんとか、
やり過ごすことができたカサハラ青年。


だったのだが、

稽古後の完全ヤンキーからの
”飲み”の誘いを断ることが出来ず・・・


最寄り駅までの終電を逃してしまう・・・


しかし、紆余曲折しながらも、
なんとか日が昇るころに徒歩で帰宅し、


少しの仮眠をとったあと、
再び稽古に向けて台本を読み込むのであった・・・

やってしまったぜ



よし・・いくか~!!!


何だろう
この清々しい気持ちは・・・


台本と動きやすい服装を
リュックに詰め込み


僕は颯爽と
玄関を飛び出した。


自宅に帰ってきたときは
まだ低く位置していたお天道様も、


この時間になると
遥か上空から僕を照らしている。


気を付けて、いきなはれやぁ」


と言わんばかり
彼は僕に”大笑顔”を向けていた。


ったく・・今日は一段と眩しいなぁ~!いってくるぜぇ!


僕は目を細めながら
空に向かってそう告げて


最寄りの駅まで
自転車を飛ばした。



はぁ~

やってしまったぜ。


台本を読みながら・・・



寝落ちしてしまっていたぜ!!!



もう、焦りを通り越して
変なテンションになってしまっているぜ。


いつ寝落ちしてしまったのか。


どこまで読んで
意識を失ってしまったのか。


全く記憶がない。


ただ一つだけわかっている。


稽古初日の
プレッシャーと疲労感。


さらに


終電を逃してからの
13キロ、3時間弱の徒歩帰宅。


しかも


スマホの電池が切れてからは
さらに遠回り。


そんな困憊の中での、帰宅。


しかし・・


そこでハイになり
たった2時間の仮眠ののち


再度、台本の読み込み。



そりゃ・・・


寝落ちるわ!




いやぁ~いい!!

もう、そんなことはいい!



とりあえず、
全力で漕げばギリギリの電車に間に合う!


僕は、お天道様のご加護を信じて、
自転車のペダルを一心不乱に漕ぎ続けた。

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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