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<12>『テレビに出る人』になりたくて【その8】~音楽舐めんなよ?~| 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2022.07.12

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これまで【完全非公開】だった、私、カサハラケントの俳優人生の裏側を赤裸々につづります。 某養成所の特待生オーディションに”音楽コース”でエントリーすることを決めたカサハラ青年。いざ会場に到着すると、音楽コースの”歌唱審査”では、CD音源を持参しなければならなかったことが判明し、なんとかそのピンチを乗り越えようと色々と策を練るもあえなく失敗に終わる・・・「もう諦めて帰ろう」そう思いオーディション会場を後にしようとするが、それも失敗し、失意のままオーディションを受けることになってしまう・・しかし、待機室で自分の番を待っている最中、”ガタイのいい人”から投げかけられた言葉、そして運命の一曲に出会えたことで、「もっと自分の夢なら、自由に追いかけてもいいじゃない」と、ポジティブに切り替えることに成功。その後、ダメ元で受けた審査だったが、結果はまさかの”準特待生で合格”となったのだった・・・

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前回までのあらすじ
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某養成所の特待生オーディションに
”音楽コース”でエントリーすることを決めたカサハラ青年。


いざ会場に到着すると、
音楽コースの”歌唱審査”では、


CD音源を持参しなければならなかったことが判明。


なんとかそのピンチを乗り越えようと
色々と策を練るもあえなく失敗に終わる・・・



「もう諦めて帰ろう」



そう思いオーディション会場を後にしようとするが、それも失敗し、
失意のままオーディションを受けることになってしまう・・



しかし、待機室で自分の番を待っている最中、
”ガタイのいい人”から投げかけられた言葉、



そして運命の一曲に出会えたことで、



「もっと自分の夢なら、
自由に追いかけてもいいじゃない」






と、ポジティブに切り替えることに成功。





その後、ダメ元で受けた審査だったが、
結果はまさかの”準特待生で合格”となったのだった・・・







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※ちなみに、“準特待生”は
学費の一部が免除される特典がついている。

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「なんやて!?」

まさかの展開だった。




オーディション当日、審査用のCD音源を忘れ・・・

あわよくばと俳優コースでオーディションを受けられないかと画策するも失敗し・・・

諦めてこっそり帰ろうとするも寸前で止められて・・・

審査はダメ元状態で、アカペラで歌って・・・





すべてが“裏目裏目”に回ってしまった

”某養成所の特待生オーディション”。






しかし、結果はなんと・・



“準特待生で合格”


もうこうなってしまっては・・・






「俺って、


“音楽の才能あり”ってことで良いんだよな!?」






浮かれる他はない。




僕はその日をきっかけに、


“歌うこと”



が、以前にも増して好きになった。




大学の友人を無理やり連れて
カラオケに行く頻度も増えると、


さらにそれだけでは飽き足らず、
ついに「一人カラオケ」もデビュー。




週に3~4回は通い、
夜が明けるまで歌い続けた。


選曲はもちろん
“福山雅治”一択。





「次世代の“福山雅治”はこの俺だ!」



そう信じて疑わなかった。






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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。