カサハラ
「ふう・・これならば、なんとかなるはずだ・・・」
僕はUPさんから
”お笑い担当”と言われ・・
硬い頭で
考え過ぎていたのかもしれない。
お笑い芸人さんの
漫才やコントにも様々な種類がある。
パワー系で笑いを
かっさらっていくタイプや・・
おふざけ系で
ドカンと笑いを生み出すタイプ。
そして
冷静ながらも的確な
ボケとツッコミで笑いを引き出すタイプ・・
など。
その、”スタイル・台本”によって
求められる笑いのタイプは多種多様なのだ。
カサハラ
「危ない、危ない・・・”お笑い担当”と聞いて単純に、”パワー系”、あるいは、”おふざけ系”で乗り切ろうとしてしまうところだった・・・・幸いなことに、しっかりと台本を読み込んで、何とか”方向性”を見出すことができたはず・・あとは、稽古開始までにセリフを覚えながらも、”笑い”を引き出すイメージを固めていこう」
と、僕は3日後に迫った
”稽古初日”に向けて準備を整えていった。