そう、飲みやすくてつい水分補給忘れがちになっていました。
あぶない…
和らぎ水も飲みながら、鍋をつついていると
Yちゃん「あのさ、ちょっと魔が差してきたんで先に懺悔(ざんげ)していい?」
ぬるこ 「え、何するの…?」
Yちゃん「冷やすのもオンザロックも『おすすめの飲み方』だよね?『他の飲み方はダメ』って言われてるわけじゃないよね?」
あ、これは「類は友を呼ぶ」のにおいがする…
Yちゃん「ぬるちゃん宅って、お燗できる?」
ぬるこ 「…おぬしも悪よの。」
Yちゃん「ぬるこ様ほどでは(笑)」
背徳感を感じつつも、「熱燗からの燗冷まし」もしてみました。
Yちゃん「背徳のお燗ですね。いただきます…あ、思ってたのと違う。」
ぬるこ 「なんだかふんわり優しい感じになったね。」
Yちゃん「そうそう、米麹って言うんだっけ?ほんわかした、穏やかな味がするね。」
ぬるこ 「辛いには辛いんだけど、華やかな辛口だね。飲んでも後味ヒリヒリしない。」
Yちゃん「50℃くらいのお燗にしたけど、そろそろ燗冷ましの温度も試せそうだよね。」
ぬるこ 「そうだね。いま飲んでる平盃に(お燗した残りのお酒)足したら人肌燗(35℃)くらいかな。」
Yちゃん「…ぬるちゃん、ミラクルが起こってる。」
ぬるこ 「何が起こってるの?」
Yちゃん「燗冷ましするとさ、角とれてまろやかになるお酒が多いじゃん?」
ぬるこ 「そんな気がする」
Yちゃん「逆にシャープ感が出てキリっと旨辛になった。」
半信半疑で平盃に注いでみると、ふわっとバナナのような香りがします。
いい香り~いただきます!
するん、という表現がしっくりくるような滑らかな飲みごこち。
のどの奥までするっと流れて、徐々に身体が温かくなるような辛さが上ってきました。
ぬるこ 「最初に想像していた原酒のイメージに近いかも」
Yちゃん「これは、かんずり舐めたくなるね!」