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2年目の農業プロジェクトが始まっています。

コラム特集

2022.07.02

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NGT48が新潟の農業を学んで発信していくプロジェクトの不定期連載レポートです。

NGT48農業プロジェクトリーダーの「ちっちゃいもんくらぶ」メンバー。左から、富永夢有、小越春花、寺田陽菜、古舘葵、諸橋日向。

2021年、試験的にスタート

せっかく米どころ新潟で活動をさせていただいているのだから、お米作りをはじめとする「農業」を学ばせていただけないかと模索する中、新発田市の農家のみなさまとのご縁がつながり、ご協力・ご指導を仰ぎながら農業プロジェクトを試験的にスタートさせることに。2021年春のことです。

農業プロジェクト初年度のメンバーに選ばれたのは、「お米や野菜を作ってみたい!」という好奇心旺盛な6名。年少メンバーで結成されたユニット「ちっちゃいもんくらぶ」のメンバーです(小越春花、小見山沙空、寺田陽菜、富永夢有、古舘葵、諸橋姫向 ※小宮山は昨年末卒業)。

「まずは田植え」ではなく、環境づくりから

田んぼの一角を提供していただき始まった、お米作り。「まずは田植えから…」と思っていましたが、そんなに簡単ではありません。種を蒔くビニールハウスを掃除するところから開始。きちんと環境づくりから携わっていきます。そこから「育苗」「畦塗り」「田おこし」「代掻き」といくつもの行程を経て、やっと「田植え」の作業に。

ひとつひとつ苗を手作業で植えていった方が映えるのかもしれませんが、現在の新潟の農業を学ぶということで、実作業に即しメンバーも田植え機に乗り込んで田植えを行いました。機械なら簡単と思いきや、四苦八苦。まっすぐに田植え機を進めることすら、ままなりません。

曲がりくねりながらも、なんとか植えた苗ですが、待っているだけでは立派な稲には育ってはくれません。稲の成長に妨げとなる雑草やゴミの除去、水田の水の入れ替えや水かさの調整、稲をより発育をさせるために必要な「穂肥」という作業などを、農家のみなさまのご指導のもと、育成状況や天候と相談しながら進めていきます。

学業やアイドル活動の合間に定期的に田んぼと畑に通う日々。取材のカメラなどはなく、純粋な農作。もちろん、ファンの声援や拍手もありません。特に夏は、汗と土にまみれながら1日黙々と作物と向き合いました。いつものダンスレッスンとは違った疲れや筋肉の痛みにも襲われて、帰りの車内は、みんな爆睡。そんな疲れや痛みも、いつしか充実感へと変わり、「今度はいつ田んぼに行けますか?」「早く作物が見たい」と積極性も生まれていきました。

苗を田植え機に乗せるのも、ひと苦労。みんなで協力して運びます。
(写真は今年の田植えの様子)

一見簡単そうに見える田植え機での田植え。まっすぐ進むのもメンバーの運転だとままなりませんが、写真の諸橋姫向はなかなかの腕前。
(写真は今年の田植えの様子)

ジャガイモの畑での作業。ダンスレッスンとは違う疲れや筋肉痛が襲い、帰りの車中はいつも爆睡でした。

余分な芽を摘む作業で、メインの芽を抜いてしまった小越春花。
のちに、「ポンコツな君が好きだ」という曲のセンターを務めることになったのは必然でしょうか。

流通・販売にもつながった収穫の秋

試行錯誤の作業や行程をいくつも経て、季節は春から夏、そして収穫の秋へ。ついに、「稲刈り」です。朱鷺メッセでのコンサートのリハーサルや、12月発売のシングルの準備も始まり、多忙な日々の合間を縫っての稲刈り作業でしたが、メンバーは終始笑顔。その視線の先には、自分たちが春に巻いた小さな種が稲に成長し、田んぼを金色に染め上げている光景が目の前に広がっているのですから。

結果として、お米(品種:コシヒカリ)は4トン、田んぼ近くの畑で並行して育ててきた、じゃがいも(品種:男爵)は1トン、さつまいも(品種:紅はるか)は100キロを収穫することができました。

春に蒔いた小さな種が、秋には田んぼを埋め尽くす黄金色の稲穂に。コンサートリハーサルなどが重なりハードスケジュールの中での稲刈りでしたが、メンバーは終始笑顔でした。

稲刈り機を農家の方の指導を受けながら操縦する古舘葵。お得意のピアノ演奏のようには簡単にいきませんが、とにかく楽しそう。

お米は、ユニット名から命名された「ちっちゃいもん米」として、新潟県内のスーパーに流通させました。流通に必要な正式な手続きを踏み、等級検査を受け、販売企画や米袋のデザインもメンバーが担当。新発田市市役所のスペースや、Bリーグバスケットボールチーム・新潟アルビレックスBBの試合会場などでも、販売イベントを実施しました。
さらに、新潟の飲食店にも食材として採用していただき、メンバーもいちお客様として実食。おそらく、他のひとが感じた味とは全く違う美味しさと感動が口の中に広がったに違いありません。

栽培・収穫から流通・販売まで繋げることができ、初年度としては、まさに大きな“収穫”を得ることができました。ご支援とご指導をいただいた農家のみなさまにあらためて御礼を申し上げるとともに、メンバーにも感謝。本当に、お疲れ様でした。

収穫したお米はユニット名から「ちっちゃいもん米」と命名され、実際にスーパーなどに流通。スタッフも購入しました。

「ちっちゃいもん商店」として販売イベントも開催。新潟アルビレックスBBの試合会場などでも販売されました。

経験をもとに充実の2年目へ

2年目となる2022年。すでに作業はスタートしていますが、昨年の経験と実績をもとに内容を充実させていきます。今年はさらに多くのメンバーが農作業に参加し、県内限定だった販路を拡充させ、フードバンクへの提供なども始めていく予定です。実りの秋には、「収穫祭」として、NGT48ならではの企画も実施したいと考えています。

メンバーの農作業の様子は、これから不定期連載として土曜日(農業だけに土のつく日)にお届けしてまいります。初回は、昨年の振り返りをNGT48運営スタッフが長々と書かせていただきましたが(実際にはもっと色々な作業やドラマがありました)、今後はメンバーが楽しくレポートをお届けしていきますので、お時間のある時、ご覧いただけましたら幸いです。
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NGT48
新潟の48グループです。新潟でお世話になっているアイドルとして、県の主要産業の農業にも挑戦しています。