【07】6月▲日午前の過ごし方。｜まちで踊ろう。by上古町の百年長屋SAN

こんにちは。
日常のほとんどの時間を上古町で過ごしています、副館長の金澤です。
朝から晩まで上古町で過ごしていると一日が「想像通りには終わらない」ということに気付いてしまった今日この頃...。
今回は自分への備忘も兼ねて、上古町での一日を振り返ってみたいと思います。

まずは古町方面へ出発。
天気が良ければ愛車（クロスバイク）で通勤しているのですが、この季節の、走り心地の良さよ！
涼しい顔で、もう一生この気候でいてくれ！と強く思いながらの走行です。
（しかし、自転車ユーザーは新潟の冬にめっぽう弱いのが悩み…。）

そうこうしているうちに、最初の目当てのsun bake（サンベイク）さんへ到着します。
旧三越の斜め前にあるこのお店は、SANと同じ時期にオープンした人気のパン屋さん。
年代も近く、同じまちでがんばる同志のような存在なので「今日はがんばるぞ！」という日に、元気をもらいに行っています。
これまで、パン屋さんとおしゃべり なんて素敵な時間の過ごし方をしたことがなかったけれど、
「パンを売るだけじゃなく、1人ひとりのお客さんとのコミュニケーションを大切にしたい」
という店主＆凄腕ベイカーにファンが付かないわけがない！　
おいしく楽しい、このまち一番人気のパン屋さんなのです。

この日は、「中条のだし巻きサンド」「ソーセージサンド」のほか、カヌレやマフィンが並んでいますね。

無事に朝食をゲットしたら、そのまま上古町商店街へ。

そうそう。
カミフルには、誰でも使っていいベンチが並んでいるのをご存知ですか？
子供からお年寄りまでがゆっくりできるように、商店街の歩道にはベンチが設置されているのです。
天気が良かったので、このベンチで商店街の様子を眺めながら朝食をとることに。
お隣の時計屋さんがシャッターを開け、常連さんが商店街を通って通勤するのを見送りながら、朝の気合を入れます。

そんなこんなで朝からまったりとしていると、最初の約束の時間に。
この日は、新潟大学経済学部の学生たちが、SANの活用についてゼミの中で考えてくれるということで、
まずはSANについてを紹介したり、質問に答えたり。
（学生たちならSANでどんなことができるか、プレゼンをしてくれることに！　その内容はまた後日をお楽しみに！）

こんな風に、SANを実験台にしてくれるのはとてもワクワクする取り組み、大歓迎です！
学生の皆さん、楽しみにしていますよ〜！

sun bakeさんでのおしゃべりで情報交換をしたり、学生たちからの刺さる質問で逆にハッとすることがあったり。
まだ起床から数時間しか経っていないのに、なんだか楽しい午前中…！

SANができる前、自分の会社員時代を振り返ると、
毎朝白目で満員電車に揺られ、険しい顔で汐留駅の改札を抜ける毎日。
もうその頃には戻れない身体になってしまって、控えめに言って最高なのです…。


ちなみに、一見健やかそうな暮らしをしていると、
「移住したい気持ちはあるのだけど〜」というご相談をいただくことがあるのですが、
私も新潟で暮らすことに心配がなかったわけではないので、とてもよく気持ちがわかる...
そんな時に思うことは、移住というと大々的で疲れてしまうけれど、
別に一生ここに住むと決める必要はないのでは？ということ。
住んでみて、体感するのが一番で、そのほうが失敗も少ないように思います。

なので、相談に対する私の答えは「お早めにどうぞ」です。