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【08】徒歩30秒の町中華オアシス|まちで踊ろう。by上古町の百年長屋SAN

上古町 SAN

2022.07.13

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上古町商店街にある「上古町の百年長屋SAN」。 ここは、新潟土産「浮き星」を楽しめる喫茶、ポップアップや展示・企画を行う「文化商店 踊り場」、フラワーショップ「candy by kandy」、新潟食材研究所「ティオペペ」、デザイン事務所「hickory03travelers」といったさまざまな要素が混ざり合いながら、まちにそよそよと新しい風を取り込んでいる複合施設です。 この連載では、SANや商店街で起こること、私たちが日常のなかで感じることをお届けしたいと思います。

新人、初めての新潟の夏

こんにちは〜!SANのモリです。

最近本当に暑いですね。
新潟の夏は初・体験なのですが、雪国のイメージと打って変わって、しっかり暑い。
こりゃ気を抜いていたら倒れてしまいそうです。
暑いとは言っても、SANの店内は冷房が効いているので仕事中は快適。
ただ一歩、外に出るともう5分もいられないくらいの暑さです。
私は暑さにとても弱いんです。

ただそんな暑い夏にも楽しみはあります。
その一つが中華料理屋の夏だけのアレが食べられること。

中国料理 楼蘭

上古町で中華料理屋といえば「楼蘭」です。
SANから徒歩30秒ほど。約50年、この上古町にお店を構える老舗の中華料理屋さんです。
The・町中華という感じの店構えのお店。外から中は見えないのですが、勇気を出して扉を開けると、元気なお母さんたちの声が迎えてくれます。

ある日、外の日差しに耐えきれず、職場から徒歩30秒の町中華オアシスに私は飛び込みました。そこに黄色い紙に手書きで書かれたメニューが目に入りました。その文字を見たらもうそれしか食べたくありません。

「冷やし中華、ください」

冷やし中華 

おそらくいつもラーメンを入れているであろうお椀に入って、出てきた夏の麺。
ナムルにされたもやしと細切りのきゅうり、薄焼きたまご、チャーシューといった定番の具材たち。
タレは胡麻が絡んだ酢醤油。
冷やし中華はお店や地方による違いを楽しむのが好きなのですが、楼蘭はごまだれと酢醤油の間をとってきました。

食欲があまり湧かない夏でも、するすると口の中に入っていきます。
すごくさっぱりしていて、個人的にもやしのナムルが合っていて美味しかったです。

カミフル流セルフ出前

SANから近いこともあって、よく楼蘭には行くのですが、半分くらいはセルフ出前スタイル。
楼蘭で料理を注文して、持ち帰りたいというと、ラップをかけて渡してくれます。
そして私はお盆を持って街に出ます。

人とすれ違うと、
「なんでご飯持って歩いているんだ?」
という顔でみんなお盆を見ていきます。

セルフ出前した食事はSANの奥庭やカウンターの奥で。
店内で、元気なお母さんたちの声を聞きながら食べるのもいいけど、
このセルフ出前、街の中で暮らしている感じがすごくして結構好きなのです。

実は、SANは上古町のお店であれば飲食持ち込みOK
気になるお店の味を楽しみながら、SANでゆっくり過ごすのもいいですね。

この日は焼きそば。作る人によって味が違うらしい。

以前、楼蘭に行った時に財布を忘れたことがありました。「すみません〜SANまでとってきます」と私が謝ると、お母さんが「いいんだよ!顔馴染みの人はまた今度でもいいんだよ〜!」と。ちゃんと名乗ってもいないのに、顔だけで覚えてもらっているということがすごく嬉しかったことを覚えています。

常連さん

生まれてまだ半年のSANですが、
最近は「常連さん」も増えてきました。
近所に住むご高齢の方や、夫婦で週末よく遊びにきてくれる方など。

ここ最近は、ほぼ毎日来てくれる常連のSさんが、畑で採れた野菜をたくさん持ってきてくださいます。

なので、私の家の冷蔵庫には、調理しきれないほどの採れたての旬な野菜たちがいつもスタンバイしてます^^

ある日の喫茶の様子

お話が好きで来てくださったり、お話することはないけれどゆっくりされていたり、過ごし方はさまざまですが、よく来てくださるということは、その人にとってSANが日常の中で必要とされてきているということじゃないかと思っています。
もちろん、フラッと立ち寄ってくれた方や、遠くの方にもSANを楽しんでもらったり、知ってもらえたりすることも嬉しいですが、何度も来たいと思ってもらえる場所、必要とされている場所であることが、ここでお店開けている意味があるなと最近感じています。
SANのことが思い浮かんだときにいつでも変わらずいられるように、また新しいことにも楽しんでもらえるような場所を作り続けていきたいです。時々、休みつつ。

そういえば、最近ひんやり冷たい新メニューも登場しました!
濃厚な抹茶がふんだんに使われたソフトクリームとお茶のセットです。

新メニューのお茶三昧セット

濃厚な抹茶がたまりません。

皆さんも暑さに気をつけてお過ごしください。
休みたくなったら、SANのソフトクリームでも食べにいらしてくださいね〜

モリ
■上古町の百年長屋SAN
場所:新潟市中央区古町通3−653
電話:025-378-0593
定休日:火曜日
営業時間:10:00 - 18:00

詳しくは、SAN公式情報をご覧ください。
https://san-kamifuru.jp/
https://www.instagram.com/furumachi_san/
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上古町の百年長屋SAN
上古町商店街にある「上古町の百年長屋SAN」。ここは、新潟土産「浮き星」を楽しめる喫茶、ポップアップや展示・企画を行う「文化商店 踊り場」、フラワーショップ「candy by kandy」、新潟食材研究所「ティオペペ」、デザイン事務所「hickory03travelers」といったさまざまな要素が混ざり合いながら、まちにそよそよと新しい風を取り込んでいる複合施設です。