1回目の
テストプレイ終了から、
およそ2時間後・・・
それぞれの気になった点をまとめ、
再度テストプレイを行うことになった。
やはり論点の大きな部分としては
『前半が少しダレてしまう点』
『後半はスリリングになって面白い』
という部分を上手くかみ合わせることで
ゲーム全体を通して
「ずっとワクワクしながら楽しめる」
のではないかと言うところを
3人で話を詰めていって・・・
その結果、
「カードの枚数」を減らすことで、
もしかしたら何か
“突破口”が開けるのではないかと言う
結論に至った。
担当K
「ゲームの内容自体は面白いはずだから、あとは課題の部分だけがうまくいけば、完成は近づくね!」
カサハラ
「緊張するわ・・・」
そして・・・
2回目のテストプレイが開始。
・
・
・
・
・・・・15分後。
テストプレイ終了!
3人
「・・・・良いね!これならイケる!」
課題となっていた
『前半のダレる部分』という難点は
カードの枚数を減らすという方法で、
ものの見事に解消でき・・
ゲーム全体を通して
面白さのクオリティが維持できるものとなった。
3人が揃って『十分な手ごたえを掴めた』
カードゲームが遂に形となったのだ。
カサハラ
「全体的にはかなり良いところまで来たはずだから、あとはもう少し細かいところを修正してみれば、もっとクオリティを上げていける気がする・・・家に持ち帰って再度練り上げて見せるよ!」
同級生E(新社長)
「そうだね。俺も何かいいアイディアが思いついたら、すぐ2人に共有するよ」
担当K
「あ、そしたらさ・・・この試作品、一度俺が預かってもいい?TeNYの社内でもテストプレイしてみて、いろんな人の意見聞いてみるよ~!」
カサハラ
「それいいね!ぜひお願い!」
同級生E(新社長)
「よし、ちょうど時間が来たし、今日の打ち合わせはこの辺でお開きにするかい?」
担当K
「そうだね~!今日はここまででOKだね!またこれからの制作スケジュールとかは、リモート会議しよう!」
カサハラ
「OK!そうしよう!」
この日のテストプレイは、
無事に終了することが出来た。
担当Kには、担当Kの
同級生Eには、同級生Eの
そして僕には、僕の・・
それぞれの「デキル」
ことが上手く調和して・・・
このプロジェクトは
どんどん完成に近づいていく。
まだまだ2人に負けてられない。
もっともっとクオリティを上げて、
「最高のカードゲーム」を作るのだ。
同級生E(新社長)
「あ、そうだ。2人ともこのあと時間空けてあるよね?」
2人
「・・・・もちろん!同級生Eの、オススメのラーメン屋でしょ?」
同級生E(新社長)
「そう!じゃあ、早速いこう!」
つづく