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<04> ストーリーは一気に展開した【完結編】| 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2022.05.12

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これまで【完全非公開】だった、私、カサハラケントの俳優人生の裏側を赤裸々につづります。 遂に新発田市と共同でPR動画の制作という大きなチャンスを掴んだカサハラ青年。プロのスタッフに素敵なキャストが揃い、なんとか撮影1週間前に台本も完成。撮影に向けて準備万端の状況で新発田市から1通のメールが届く。「すみません、アスパラくんが使えなくなりました」・・・予想外の状況に頭を抱えるカサハラ青年。撮影までは残り僅か。どうする!?どうするカサハラ青年!!

~前回までのあらすじ~
遂に新発田市と共同でPR動画の制作という大きなチャンスを掴んだカサハラ青年。プロのスタッフに素敵なキャストが揃い、なんとか撮影1週間前に台本も完成。撮影に向けて準備万端の状況で新発田市から1通のメールが届く。「すみません、アスパラくんが使えなくなりました」・・・予想外の状況に頭を抱えるカサハラ青年。撮影までは残り僅か。どうする!?どうするカサハラ青年!!

『すみません、アスパラくんが別の営業で使えなくなりました。』



まさかの事態に、僕は頭を抱えた。
いや、頭を抱えている暇はない。すぐさま返信した。



『ア、アスパラくんの着ぐるみって、予備とかはないんですか?』

『ないんです。本当にすみません。』

『ど、どうしましょうか・・』

『アスパラくん無しの方向で修正可能でしょうか?』




アスパラくんは、今回の作品の最重要キャラ。アスパラくん無しでは、この台本は成立しない。ど、どうする!?どうする俺!と、半日ほど悩みに悩んだ末・・・



『新しい台本、作ります』



ゼロから台本を書き直すことを決断。
だってアスパラくんがいないとダメなんだもん。涙



『これも、成長するための試練や!神様はワイを試してるんやで!』


とポジティブシンキングに切り替え、一心不乱にパソコンに向かい執筆。
撮影の3日前・・・なんとか新しいストーリーが完成。



関係者のみなさんに再度台本を共有し・・
2018年秋、ついに撮影がクランクイン!



3日間で、市内の約20か所のロケ地を回るという鬼スケジュールの中、いろんな方のご協力をいただいて、無事に取りこぼしなく撮影が終了!



※撮影時のオフショットを少しだけ

新発田駅前にて。市原さんと僕が、お別れをするシーンの撮影中。バス待ちの高校生たちが横で『何やってんだ?』と、こちらをずっと見ていました。

清水園内の「米蔵ココロ」さんにて。ふるさとに帰ってきた僕が、カフェで佐藤さんに迎えられるシーンの撮影。米蔵ココロさん、おしゃれでとても落ち着く雰囲気の店内でした。時間があればゆっくりお茶したかった・・・

清水園の縁側にて。市原さんと僕の高校生時代回想シーン。制服着ればギリギリ高校生に見えたかな・・天気も良く、和の風景に、空気もおいしくて、やっぱり清水園はいいところ。

月岡温泉街のお団子屋「結城堂」さんにて。当初はここで撮影予定はなかったのですが、「お団子食べていきなよ」とお店の方に言っていただき、急遽結城堂さんでも撮影に。こういうご協力をいただけるのが本当にうれしいです!

吉原写真館さんのスタジオにて。僕が新発田の各所を巡るシーンのひとつ。吉原写真館さんは外観がとてもレトロで、もちろんスタジオから階段・廊下まですべてが素敵すぎて、撮影中ずっとワクワクしてました!

藤塚浜にて。振り返るとたくさんの人たちが「おかえり」と待っていてくれたシーン。この撮影の直前、エキストラの方を集めるため、市役所や、海や、近くの公園にいた方にかたっぱしから声をかけて、たくさんの方に集まってもらえました。本当に感謝です!

この日がクランクアップの市原さん、佐藤さんとパシャリ。左から2番目の黒い人は、怪しい見た目ですが裏でたくさんサポートしていただいた『蝉』さんという方です。普段はウナギ屋さんです。







撮影後の数日間は、死んだように眠りました・・・


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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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