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「ストーリーは一気に展開した」【前編】| 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2022.04.28

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これまで【完全非公開】だった、私、カサハラケントの俳優人生の裏側を赤裸々につづります。 今回は、地元新発田市と共同で毎年制作しているPRムービーのお話をします☆PRムービーの制作に携わることになったキッカケから、ふるさとCM大賞で準グランプリを獲得するまでのお話を【前編】・【後編】に分けてお伝えします!

新発田市ふるさとCM「もう、しんはったって、呼ばないで」

=新潟ふるさとCM大賞 準グランプリ作品=

作詞:水戸部望広・カサハラケント
作曲:水戸部望広
こんにちは!
カサハラケントです^^


ついに先週からスタートしたコラムの連載・・・
早速、たくさんの方に読んでいただけまして、とてもうれしいです☆
ありがとうございますー!!


これからも、
もっともっとたくさんの方に読んでいただけるように
いろいろ工夫しながら頑張ります~!


そして、前回は自己紹介がメインだったので・・・
今回から本当の意味でコラムがスタート。


しかし早速、問題が発生。



コ、コ、コ・・・



『コラムって何書けばいいんですか!?』



いざパソコンの前に座っても、
何を書いて言いか思いつかない!



ということで、困ったときの担当さん!
(※担当さん=高校の同級生。詳細は前回のコラムにて)



コラムのネタについて
オンライン会議をしたところ・・・

『新発田のプロモーション動画の話書いてよ~』

とのこと。

というわけで、
今回は【前編】・【後編】に分けて


新発田市とのPR動画作成に至ったきっかけから、
『新潟ふるさとCM大賞』で準グランプリを獲得!



するまでのお話をしようと思います☆

これが僕と新発田市の始まりだった

それは、2017年のことだった。


「東京で、新発田出身の若者の懇親会があるみたいだけど、
ケントも参加してみたらどう?」



と、メッセージが届いていた。
そう、いつも僕のもとには、“突然”連絡が来る


差出人は、
いつも僕の役者活動を気にかけてくれる、サッカー少年団時代のコーチ「Fさん」
(※「Fさん」とは、かれこれ20年以上のお付き合い。)



「おもしろそうですね、ぜひ参加してみます!」

Fさん
「役者のお仕事にもつながるかもね」





それが僕と新発田市の始まりだった。







何かキッカケを掴むため・・・

懇親会当日。


『よし、これから地元の新発田でも活動ができるように、
今日はキッカケを掴んでやるぞ!』



僕は、意気揚々と、
会場である足立区の『居酒屋 新発田』へ電車で向かった。
(※この居酒屋は、女将さんが新発田出身という所縁)



が、慣れない路線だったため、乗り換えに失敗。

30分も遅刻してしまった。



『や、やってしまった・・・』
僕が到着したころには、懇親会もだいぶ盛り上がっていた。
遅刻してきた僕にも皆さんは暖かく接してくれた。


しかし、やはり遅れてきた影響は大きい。
うまく会話に乗り切れず、気づけばお開きの時間。


『これでは、きっかけを掴むどころの話じゃない・・・』


その日は、ひどく落ち込みながら帰宅した。




が、その数か月後、 運命の再開と大きなチャンスが・・・


また突然の連絡だった。


「第2回の懇親会やります!」
「今度はなんと市長も参加!」



『なんやて!?』


新発田市から、第2回の懇親会開催の連絡だった。

しかも、今回は
“新発田市長も参戦” という激熱な展開・・・



千載一遇のチャンス。これを逃すわけにはいかない!
今度こそ新発田で役者活動するためのキッカケを!
 

僕は、すぐさま「参加します!」と返答。
そして、懇親会当日。



20分遅刻。
同じ会場だったのに・・・




己の遅刻癖をこれほどまで呪った日は他にない。


僕が到着したころには、
会場は盛大な盛り上がりを見せていた。

しかも、参加者は前回の3倍以上、
人数と熱気に圧倒されてしまった。


『うわぁ、こんな状況じゃ、アピールなんて不可だ・・・』


僕は肩を落としながらも空いている席へ案内された。


が、そこで運命的な再会を果たすことになる。




え、水戸部くんだよね?


席に着くと、そこには見たことのある顔があった。

彼も僕の顔を見て『あれ?』という表情をした。



『え、水戸部くんだよね?下越トレの』

『そう!カサハラ君だよね?』




彼の名前は水戸部望広(みとべみひろ)。
中学時代にサッカーの下越地区の選抜でチームメイトだった。


といっても、何回か一緒にサッカーしたくらいで、
会話した記憶はほとんどない。


そんな水戸部くんも、懇親会に参加していたのだ。


僕と彼は意気投合し、
中学時代の話や、近況などいろいろ話した。


すると彼は現在東京で、
シンガーソングライターとして活動しているとのこと。



同じグラウンドでボールを追いかけた仲間が、
今は東京で同じ夢を追いかけている・・・

なんて胸熱なのだ!!




『二人で一緒に何かやりたいねぇ~』


と、僕はポツリと漏らした。

すると水戸部くんが・・・


『一緒にやろうよ!よし、せっかくだから市長にアピールしてこようぜ!』

『え?!』



急な展開に僕は焦った!
え、急に来ちゃうの?チャンスってこんな急に来ちゃうの!?


彼は立ち上がり、僕を引き連れて市長のもとへ向かった。
僕はただただ、その勢いに飲まれるだけだった・・・



水戸部くん
『市長!お疲れ様です!僕シンガーソングライターやってます、そして彼は役者やってます!新発田のためにできることがあれば何でもやりたいです!』


『市長!お、お疲れ様です!よ、よ、よろしくおねがいします!』



市長
『おぉ、良いじゃないか!君が歌って、君が演じて、ぜひ新発田を盛り上げるPR動画を作ってもらいたいね~!』



二人
『ありがとうございます!ぜひ、お願いします!』







とはいっても、大賑わいの懇親会の場。
市長もきっと、周りの空気を読んでそう言ってくれたのだろう・・・


と、その日の帰宅後、僕は冷静に懇親会の様子を振り返りながら
あまり期待はしすぎず、また次のチャンスに向けてちゃんと準備しておこうと思った。

まずは、遅刻癖を直すことから・・・
そのまま僕は寝床に就いた。


そして、翌日のことだった。

起きると一件のメールが届いていた。












ストーリーは一気に展開した。






【後編】につづく・・・




P.S.
僕はかなり人見知りタイプなので、あの時の水戸部くんには本当に助けられました。汗


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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。