12月、年末。
僕は早速、ゲーム内容の再案について
担当Kと同級生E(新社長)に連絡を入れた。
ゲームの概要と
簡易的な説明書を2人に送り、
それを確認してもらうと・・・・
担当K
「うん、いいね!概要見ただけでも、
しっかり新発田要素が入ってるのが分かるよ・・!」
同級生E(新社長)
「そうだね。私もいい感じだと思う。前回の打ち合わせから短期間で、ここまで新しい案を考えてくれて、ケントありがとう。」
僕
「よかった!こちらこそ、ありがとう!」
担当K
「ただ、きっとゲームの内容も面白いとは思うんだけど、説明書を読んだだけじゃ、ちょっとゲーム全体がイメージしづらいかもしれないな・・」
同級生E(新社長)
「そうだね、面白そうだとは思うんだけど、実際にテストプレイをしてみないと、細かい部分の矛盾とか、改良点とかを見つけるのは難しいかもしれないね」
僕
「確かに、テストプレイは俺もやりたいなって思ってたところだね・・」
担当K
「そしたら、年明けの1月に3人で集まって、一度テストプレイしてみよっか!?」
僕
「うん、やろう!そしたら、簡単なゲームの試作品を作るよ!」
担当K
「ありがとう!試作品はケントよろしくね!そしたら、打ち合わせ場所はどうしよっか?」
同級生E(新社長)
「良かったら、我が社で打ち合わせしないかい?今後の制作スケジュールや、カードの素材などに関しても3人で話を詰めていきたいと思うから、会議室を用意しておくよ」
担当K
「いいね!そしたら次回は、ウィザップ様の本社で、打ち合わせしよう!」
僕
「おお!ついに初めてウィザップ本社に行けるのか・・!これは楽しみだ!」
3人で話せば、
どんどんストーリーは展開してゆく。
高校を卒業してから
およそ16年。
それぞれが、
それぞれの荒波に抗いながら
ここまで生きてきた。
3者3様の
生き方をしてきた。
担当Kには、
担当Kにしかできないことがある。
同級生E(新社長)にも、
同級生E(新社長)にしかできないことがある。
それは、僕も、然り。
僕は今、
僕のできることに一つずつ
しっかりと向き合っていくだけだ。
まずは、
次回の、
テストプレイに向けての“試作品”作り。
そして、
さらにゲーム内容を
細部の細部まで突き詰めて
さらに完成度を上げていく。
16年前とは、
3人それぞれ変わったのかもしれない。
しかし・・・
同級生E(新社長)
「あと、もうひとつ。我が社で打ち合わせをしたい理由があって・・」
2人
「ん・・何?」
同級生E(新社長)
「近くに美味しいラーメン屋があるから、お昼に3人で行きたくて・・いいかな?」
2人
「もちろん!笑」
いつまでも僕らは、
同じ高校の同級生だ。
つづく・・
ちなみに、前回のコラムで少し触れた悲しい話ですが・・
まさに、「概要」のストーリーそのまま・・実話です。
以前、この「新発田(しばた)と読めない」というネガティブ要素を、逆にポジティブにとらえる形で新発田市と共同でテーマソングを作りましたが・・
今回は、“カードゲーム”と言う新しい形で、
新発田をPRできる最強のアイテムにできたらと制作を進めています・・!!
カサハラケント
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