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【白球への情熱】競技人口が増加の女子野球 泥だらけでも全力プレー!その魅力とは?

暮らし

2026.05.05

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女子野球。近年、競技人口が増え、人気が高まっています。魅力とは?全国から部員が集まる新潟市の高校を取材しました。

開志学園グラウンド

【部員】
「全員で声出して集中していきましょう」「よーし!」「いくぞ!」「よーし!!」

グラウンドに響き渡る元気な声。ベンチに並ぶのはカラフルなバット。
開志学園高校女子硬式野球部のメンバーです。

【佐藤忠行監督】
「全員入ってないよこの練習最初から!!」

監督も、熱血指導!
雨が降っても‥‥‥
スパイクやユニフォームが泥だらけになっても‥‥‥
全力でグラウンドを駆け回ります。

【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「自分たちの強みの中に声っていう部分があるのでその声を全員が出して盛り上がって」

【新潟市出身 3年生 霜田遥さん】
「(女子野球は)明るさがやっぱり違うなって思います。プレー中とかプレー以外でも笑顔が溢れていて」
2013年に誕生した開志学園の「女子硬式野球部」
徐々に力をつけ2021年春の選抜大会で優勝。
翌年には夏の全国大会で準優勝という結果を収めました。
50人の部員をまとめるのはキャプテンの庭山夏輝さん。
兄が所属する地元・柏崎市のチームで野球を始めました。
小学1年のときチームの人数が足りなからと誘われたといいます。

【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「ボールが怖くて、バッターボックスのラインがあると思うんですけど、そこより2歩後ろぐらいのところで構えることしかできなくて」
バッターボックスに入ることさえ怖かった女の子。
でも徐々に野球の楽しさに魅了され転機が訪れます。

【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「4年生くらいのときに、女子プロ野球選手の試合が柏崎で行われたことがあって、そこの始球式をやらせてもらったんですね。自分もこうなりたいなって思って」

中学では野球部に所属し、男の子と共にプレー。
しかし‥‥‥

【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「(中学までは男子と一緒で)自分の全力で投げた球も全然持っていかれちゃうなっていうのが分かったのでそこから遅いチェンジアップを習得して、中学の頃から自分の持ち味をチェンジアップでやっています」
そこで柏崎の親元を離れ女子野球部がある開志学園高校を選びました。

県内はもとより全国から選手が集まるため多くが寮生活‥‥‥晩ごはんは練習後の楽しみです。

Q.普段どのくらい食べる?
【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「茶碗から出るくらいは毎日食べます。お腹がすくので食べちゃいます」
仲間と過ごす充実した日々。
でも家族のことを思い出すとちょっとだけ寂しくなる瞬間も‥‥‥

Q.泣いたことない?
【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「でも遠征の帰りのバスとかはなんか泣いちゃいます」

Q.なんで?
【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「親が(試合の)応援に来てくれてそのバスで見送ってくれるんですけどそこでグッと来ます」
かつてはプロチームがあった女子野球。
2010年に関西を中心に女子プロ野球のリーグが始まり、人気の選手もいました。
しかし観客動員数の伸び悩みや新型コロナの影響などで女子のリーグは消滅しました。

それでも‥‥‥
近年、増加傾向にある女子野球の競技人口。
女子の硬式野球部がある高校は2015年の19校からこの10年で72校まで増加。
競技人口は700人程度から2000人以上に増えたといいます。
再び女子野球に光を当てたい‥‥‥
5年前には高校生が出場する女子の全国大会の決勝戦が初めて、野球の聖地・甲子園で開催されました。

県内でも女子野球を盛り上げようと全国の高校や大学、クラブチームを集めた大会を開いています。
県女子野球連盟の頓所理加会長、小学生を指導する傍ら競技人口を増やそうと挑戦を続けてきました。
【新潟県女子野球連盟 頓所理加会長】
「新潟県で開志学園高校が女子の硬式野球部を始められてでも、なかなか新潟県内で、野球を見せてあげられるのがなかったんですよね。それで仲間たちと一緒に、新潟県で大会を開催しようっていうことになって作りました」
開志学園のキャプテン‥‥‥あの庭山さんは初戦で先発。
相手は強豪「埼玉栄高校」です。
初回最初のバッターをライトフライに。
続くバッターはセンターフライ。
3人目はセカンドゴロに‥‥‥打たせて取るピッチングで笑顔でマウンドをおります。
応援席で見守るのは庭山さんの母・景子さん。
Q.いつから写真撮られてるんですか?

【母・庭山景子さん】
「カメラはずっと子どもが学童でやってる頃から」

ベストショットを撮影しようと柏崎からかけつけました。
試合は0対0で迎えた2回表連打を浴びて4点を追いかける展開に。
ここでピッチャー交代となり庭山さんは応援に回ります。
5回ウラ満塁のチャンスに1番の鈴木愛唯梨さん右中間を破る痛烈なあたり‥‥‥
ランニングホームランとなって逆転勝利をつかみました。

【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「自分自身、新潟が地元ということもあって、すごく緊張した部分があって、思うようなプレーっていうのは、できなかったんですけど、最後は仲間がつないで点を取ってくれて、とてもうれしかったです」

庭山さんの母・景子さん。
この日のベストショットはチームをまとめる頼もしい娘の姿でした。

【母・庭山景子さん】
「久しぶりの先発でちょっと大丈夫かなと思ったんですけど野手のみんなが打ち返してくれて次に繋がることができてやっぱチーム野球ってすごいなって思いました」
続く2回戦の対戦相手はプロ野球の読売ジャイアンツが運営する強豪チーム。
初戦で先発した庭山さんはベンチからチームを鼓舞します。
3回まで無失点で切り抜けますが4回、1アウト2塁3塁でスクイズを決められ失点。
2回戦敗退となりました。

【佐藤忠行監督】
「勝ちに対しての貪欲の部分とか、そこはさすが読売ジャイアンツというところで、非常に良い経験させていただきました。新潟から全国へという思いも含めて、そういった使命を持って、またこれからも頑張っていきたいと思います」

【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「野球やろうかな、とか、やってみたいかな、って少しでも思ったら、やっぱりやってみる。続けていくことで、楽しさとか、そういう部分ができたりとりあえず、やってみるっていうか、足を一歩踏み出してみることが、大事なのかなって思います」

Q.夏輝さんは野球に出会えてよかったですか?
【柏崎市出身 キャプテン 庭山夏輝さん】
「はい。よかったです」
野球が好きな女の子も輝く未来を創っていくために‥‥‥
これからも力を合わせて女子野球の輪を広げていきます。
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