\先行予約受付中/【鼓童インタビュー】11/30(日)新潟県民会館『周年の違いは…』
来年創立45周年を迎える太鼓芸能集団 鼓童。今冬から始まる創立45周年ツアーを前に、公演のテーマでもある「鼓童の現在(いま)」にまつわる質問に答えていただきました!
佐渡を拠点に世界で活躍する、太鼓芸能集団 鼓童。今年の冬、鼓童がお届けするのは近年のエッセンスを集め「鼓童の現在(いま)」を届ける王道かつ爽快な舞台。
公演に出演される、メンバーの住吉佑太さんと木村佑太さん【W佑太さん】にインタビューをしました!
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団 鼓童。
1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来50以上の国と地域で7,500回を超える公演を行なってきた。
Interview
―来年45周年を迎えますが、過去の周年との違いはありますか?
【住吉】
35周年・40周年を経て、5年の区切りがあると都度自分の年齢や組織の中の立場を考えます。
でも気持ちの違いはありません!(笑)
【木村】
40周年は舞台に出て2年目でした。(住吉)佑太さんと同じで気持ちの違いはありませんが、年数を重ねていくごとに自分も鼓童の一員として、音も年も重ねていっていると実感します。
―後輩も増えてきましたが、お二人とも先輩になって大事にしていることはありますか?
【住吉】
後輩であっても、リスペクトしあえる関係でいられることが、とても大切だと思っています。
【木村】
後輩たちは頼もしいので演奏面では働きかけなくても心配はありません…(笑)
自分が先輩から教わったことは受け継いでいきながら、後輩が寄りかかれる先輩でいたいと思っています。
―住吉さんは演出も担当されていますが、大切にしていることはありますか?
【住吉】
最終的には知識に訴えかけるものではなく、人間の根底にある本能の部分に訴えかける表現を目指しています!
―演出を始めた頃と今で変わったこと・変わらないことはありますか?
【住吉】
始めた頃は細かいところまでこだわって作業していたんですけど、今はいい意味で雑になってきました(笑)
自分の演出に余白を持たせられるようになったそのおかげで演者が自由に表現できるようになりました。
変わらないことは、最初にもお伝えした自分の根底にある、本能的な部分をなくさないことです。
―木村さんは年数を重ねて後輩が増えてきましたが、後輩のみなさんとどんなふうに関わっているんでしょうか?
【木村】
仲のいい後輩や慕ってくれる後輩がいるので、家に呼んだり、ツアー先でご飯食べたりします(笑) その時はまじめな話もしますし、砕けた話もします。
―逆に先輩に思うことはありますか?
【木村】
自分が新人の時は先輩に対して遠慮をせずにたくさん意見を言っていて、もしかしたら失礼なことも言っていたと思うんですけど…(笑)
後輩が増えてきて、「気を遣ってくれていたんだなあ」、「許してくれていたんだなあ」と実感しているので、昔より先輩へのリスペクトは大きくなっています。(笑)
―お二人の目標や展望を教えてください。
【住吉】
太鼓を使った舞台表現の可能性を発信して、より多くのみなさんに届けていきたいです。
これまで培ってきた鼓童も引継ぎつつ、新しい鼓童も追及していきたいです。
【木村】
しっかり演奏を完遂していくことはもちろん、佐渡の自然・風景を笛の音とともに全国、世界中に届けていきたいです。
―今回演出を務める鶴見さんはどんな方か、見どころと一緒に答えていただきたいです!
【住吉】
鶴見龍馬、初演出です!彼のキャラクターの優しさや柔らかさが出ていて、メンバーの一人一人が輝ける、今の鼓童が詰まった作品になっています!新山萌の初作曲の曲も見どころです!
【木村】
これまで演出をされてきた先輩方は、要望をしっかり伝えて作品を作っている印象でしたが、龍馬さんはいい意味でほわっとしていて…(笑)
物づくりが得意な方なので、演奏だけではなくて鼓童を初めて見る方々にも視覚的に楽しめるような作品になると思います!
演 出:鶴見龍馬
出 演:太鼓芸能集団 鼓童
出演者:中込健太/小松崎正吾/住吉佑太/北林玲央/小平一誠/吉田航大/木村佑太/
三枝晴太/定成啓/新山萌/野仲純平/勝部しずく(準メンバー)/原田斗嗣(準メンバー)
※出演者は変更になる場合がございます。
楽しそうに答えていただきました!ありがとうございます!
そんな楽しみな舞台は先行予約受付中!
大人気の公演なのでチケット予約はお早めに…!
イベント情報
■イベント名
鼓童創立45周年ツアー第一弾 鼓童十二月公演2025
■開催日時
2025年11月30日(日) 14:00開演/13:15開場
■会場
新潟県民会館 大ホール
■住所
〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町3−13
■年齢制限
未就学児入場不可
■お問合せ
TeNYチケット専用ダイヤル TEL.025-281-8000(平日10:00~17:30)
主催:TeNYテレビ新潟/(公財)新潟市芸術文化振興財団
共催:新潟日報社
企画・製作:北前船