より高みを目指してものづくりのまち燕市で毎年開かれているデザインコンクール。ことしグランプリとなったのは金属の薄さの限界に挑戦した先割れスプーンです。
汗と努力の結晶が集結しました。受賞の報告のため花角知事のもとを訪れたのは燕市などでものづくりをする事業者です。燕市や燕商工会議所などでつくる燕市物産見本市協会が主催する「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール」。受賞した製品は革新性や機能性などが評価されました。
■HOVERLIGHT SPORK/アイデアセキカワ
グランプリ(経済産業大臣賞)を受賞したのは厚さ0.8ミリ、7グラムの先割れスプーンです。
(リポート)
「紙のように軽くて、ものすごく薄いので、おそらく口当たりもなめらかだと思います」
■EAトCO Saku/ヨシカワ
準グランプリ(中小企業庁長官賞)となったこちらのアイテムは…
(リポート)
「長ネギの表面をなでるように動かすと…見てください!一瞬で細い白髪ネギが完成しました」
花角知事は「また驚かせるものを世に出してほしい」と激励していました。
〈グランプリ / アイデアセキカワ 関川亜久里 東京営業所所長〉
「燕市から新潟県を盛り上げられるようにものづくりを頑張っていきたい」
受賞した製品は県に寄贈され知事室に展示されます。