新潟県は4月5日、弁当を原因とする集団食中毒が起きたと発表しました。
弁当を作った飲食店は、魚沼市の「モンブラン」です。県によると、4月1日に弁当を食べた5グループ127人のうち3グループ20人(10代~60代男女)が、翌日朝から症状を発症。吐き気や下痢、腹痛などを訴えていました。
検査の結果、患者11人と調理スタッフ5人からノロウイルスが検出。患者に共通する食事がその弁当であることなどから保健所は、原因を弁当と断定しました。
患者を診察した医療機関から保健所に連絡が入り、食中毒がわかりました。患者は全員快方に向かっています。
保健所は調理器具の清掃やスタッフの体調管理の徹底を求めると共に、「モンブラン」を4月5日から7日まで3日間の営業停止処分にしました。